聖使徒行実

 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28



1 1 フェオフィルよ、われだいいちしょつくりて、およそイイススのはじめておこなひしところをしへしところしるして、
2 そのえらびたる使に、せいしん゜にりて、めいくだして、てんのぼりしいたれり。
3 かれくるしみけしのちおほくのかくしょうもって、かれまへおのれくるをし、じふにちあひだかれあらはれて、かみくにことかたれり。
4 つひかれあつめて、これめいじてへり、イエルサリムをはなれずして、なんぢわれきしところの、ちちきょやくせしものて。
5 けだしイオアンはみづもっせんさづけたり、なんぢひさしからずして、せいしん゜にりてせんけん。
6 ここおいかれあつまりて、かれひてへり、しゅよ、なんぢときおいてイズライリのくにおこすか。
7 かれこれへり、ちちおのれけんうちきしときおよは、なんぢるべきところあらず、
8 しかれどもせいしん゜のなんぢのぞまんときなんぢ能力ちからけて、イエルサリム、ぜんイウデヤ、サマリヤ、およはていたるまで、ためしょうしゃらん。
9 これひてのちかれまへあがれり、くもかれけて、かれえざらしめたり。
10 そののぼれるときかれてんあふぎたるに、よ、二人ふたりはくにしてかれまへちて
11 へり、ガリレヤのひとよ、なんてんあふぎててる、なんぢよりてんのぼりしのイイススは、なんぢそのてんのぼるをごとく、くのごとまたきたらん。
12 そのときかれ橄欖エレオンざんづくるやまよりイエルサリムにかへれり、やまはイエルサリムにちかくして、安息日スボタみちのりなり。
13 すできたりて、たかどののぼれり、彼処かしことどまれるものは、ペトルおよびイアコフ、イオアンおよびアンドレイ、フィリップおよびフォマ、ワルフォロメイおよびマトフェイ、アルフェイのイアコフおよびシモンジロト、およびイアコフのきゃうだいイウダなり。
14 かれみなこころいつにして、をんなとイイススのははマリヤと、かれきゃうだいともに、たうぐわんつとめめたり。
15 おいて、ペトルは、もんともあつまれるものおよそひゃくじふにん)のうちちてへり、
16 きゃうだいよ、せいしん゜がダワィドのくちもって、イイススをとらへしもの導者みちびきりたるイウダをして、げんせししょかなふべかりしなり。
17 かれわれれつくはへられて、しょくくじけたり。
18 しかれどもあたひもっひ、ちしときはらけて、そのちゃうみなながれたり。
19 およそイエルサリムにものところりて、かれはうげんアケルダマすなはちとなふるにいたれり。
20 けだしせいえいしょしるせりあり、いはく、かれ住所すまひむなしくなりて、そのうちものなかるべし、またそのしょくは、にんこれくべしと。
21 ゆゑしゅイイススのわれうちしゅつにふせしとき
22 すなはちイオアンの洗礼せんれいよりはじめ、そのわれはなれてのぼりしいたるまで、つねわれともりしものうち一人いちにんわれおなじくそのふくくわつしょうしゃるべきなり。
23 ここおい二人ににんすなはちイオシフ、しょうしてワルサワとひ、またイウストととなへられしものおよびマトフィイをげて、
24 いのりてへり、しゅばんにんこころものよ、なんぢにんうちなんぢえらびたる一人いちにんしめして、
25 ほうおよ使しょくくじけしめたまへ、けだしイウダはしょくはなれて、そのところけり。
26 ここおいかれくじあたへしに、くじはマトフィイにあたれり、かれすなはちじふいち使れつくはへられたり。

2 1 じゅんせついたりて、使みなこころいつにしてともり。
2 たちまちてんよりこゑありて、はげしきかぜはかるがごとし、かれせるところいへてり。
3 わかれたるしたごとものかれあらはれて、かくじんとどまれり。
4 かれみなせいしん゜にてられて、はうことばはじめたり、かみかれはしめしがごとし。
5 ときけいけんなるイウデヤじんてんしょくにからきたりて、イエルサリムにものあり。
6 こゑおこりしときたいしゅうあつまりて、さわぎたり、けだしおのおのおのれはうげんかたるをけり。
7 みなおどろかつあやしみて、たがひへり、よ、かたものみなガリレヤじんあらずや。
8 如何いかにしてわれおのおのうまれしところはうげんくか。
9 われはバルフィヤ、ミディヤ、エラムのひと、メソポタミヤ、イウデヤおよびカッパドキヤ、ポントおよびアシヤ、
10 フリギヤおよびパムフィリヤ、エギペト、およびキリネヤにちかきリワィヤのはうもの、ロマよりきたりしもの、イウデヤじんおよしんけうしゃ
11 クリトおよびアラワィヤのひとたるに、如何いかにしてかれはうげんもって、かみたいようかたるをくか。
12 みなおどろいぶかりて、たがひへり、なんぞ。
13 またあるものあざけりてへり、かれあまさけたけなはになれり。
14 ペトルじふいちともちて、こゑげて、かれへり、イウデヤのひとおよおよそイエルサリムにものよ、なんぢところるべし、ことばみみかたぶけよ、
15 かれは、なんぢおもごとく、へるにあらず、けだしいまだいさんなり、
16 すなはちげんしゃイオイリにりてひしところなり、
17 しゅいはく、すゑおいて、われしん゜をもっおよそにくたいそそがん、なんぢぢょげんし、なんぢわかものしゃうなんぢいたるものゆめしるしん。
18 おいて、われしん゜をもって、ぼくおよそそがん、すなはちかれげんせん。
19 われせきうへなるてんに、きうちょうしもなるほどこさん、けぶりとあらん。
20 晦冥くらやみに、つきへんぜん、しゅおほいにしてくわうえいなるいまきたらざるさきらん。
21 およしゅばんものは、すくひんと。
22 イズライリのひとよ、ことばけ、イイスス ナゾレイ、すなはちかみかれもっなんぢうちおいて、なんぢみづからもれるごとく、おこなひしのうせききうちょうとにりて、かみよりなんぢしょうせられしひと
23 かみさだめたるむねとにりてわたされしものを、なんぢりて、はふものもって、じふていしてころせり、
24 しかれどもかみなはめきて、かれふくくわつせしめたり、かれとどむることあたはざりしにる。
25 けだしダワィドはかれしていはく、われつねしゅまへたり、けだしかれみぎり、うごかざらんためなり。
26 これりてこころよろこび、したたのしめり、にくたいのぞみやすんぜん、
27 けだしなんぢたましひ地獄ゲエンナのこさず、なんぢせいしゃつるをざらしめん
28 なんぢわれ生命いのちみちしめせり、なんぢわれなんぢかんばせまへおいよろこびたしめんと。
29 きゃうだいよ、たいダワィドのことあへて、なんぢふべし、かれしてはうむられ、そのはかこんにちいたるまでわれうちり。
30 しかれどもかれげんしゃにして、かみかれちかひて、そのすゑうちより、にくたいりて、ハリストスをおこして、そのくらゐせしめんことをやくせしをりて、
31 さきして、ハリストスのふくくわつして、かれたましひ地獄ぢごくのこされず、かれにくたいつるをざりきとへり。
32 のイイススをかみふくくわつせしめたり、われみなそのしょうしゃなり。
33 ゆゑかれかみみぎにてげられて、ちちよりきょやくせられしせいしん゜をけて、いまなんぢところところものそそげり。
34 けだしダワィドはてんのぼらざりき、しかれどもみづかふ、しゅしゅへり、
35 なんぢみぎして、なんぢてきなんぢあしだいとなすにいたれと。
36 しからばイズライリのぜんよ、たしかるべし、なんぢじふていせしのイイススは、かみかれしゅし、ハリストスとししことを。
37 かれこれきて、こころさるるがごとし、ペトルおよ使へり、けいていよ、われなにすべきか。
38 ペトルかれへり、くわいかいせよ、しかうしておのおのつみゆるしためにイイスス ハリストスのりて、せんくべし、しからばせいしん゜のたまものけん。
39 けだしきょやくなんぢおよなんぢしょまたおよそとほひとすなはちしゅかみさんとするものぞくす。
40 そのおほくのことばもっしょうして、かれすすめてへり、よこしまなるよりすくはれよと、
41 ゆゑよろこびてかれことばれしものせんけたり。もんくははりしものおよそさんせんにんなり。
42 かれつね使をしへけ、交際かうさいし、ぱんき、たうおこなへり。
43 ひとこころみなおそいだけり、おほくのせききうちょうとは、使りて、イエルサリムにおこなはれたり。
44 しんずるものみなあひあつまりて、ともしょぶつもちゐたり。
45 さんげふしょいうとをひさぎ、かくじんじゅようしたがひて、これしゅうわかてり。
46 こころいつにして殿でんり、いへいへぱんきて、歓喜よろこび朴直すなほなるこころとをもっしょくくらひ、
47 かみさんし、しゅうみんしんあいたり。しゅすくはるるものけうくわいくはへたり。

3 1 だいたうとき、ペトルおよびイオアンとも殿でんのぼれり。
2 はははらよりしてあしなへなるものあり、ひとかれきて、もんづくる殿でんもんかたはらけり、殿でんもの施済ほどこしはんためなり。
3 かれはペトルおよびイオアンが殿でんらんとするをて、施済ほどこしへり。
4 ペトルはイオアンとともかれそそぎてへり、われよ。
5 かれところあらんとおもひて、つらつらかれたり。
6 ペトルへり、きんぎんわれし、しかれどもわれものなんぢあたふ、イイスス ハリストス ナゾレイのりて、ちてあゆめ。
7 すなはちそのみぎりて、かれおこしたれば、そのあしくるぶしただちつよくなれり。
8 かれをどりてち、かつあゆみ、かれとも殿でんりて、あゆかつをどり、かみさんせり。
9 たみみなかれあゆみて、かみさんするを
10 そのもと殿でんもんして、施済ほどこしひしものなるをりて、かれりしことをはなはだおどろあやしめり。
11 いやされたる跛者あしなへがペトルおよびイオアンをはなれざるにりて、おどろけるたみみなかれに、ソロモンのらうづくるところに、はしけり。
12 ペトルこれて、たみかたりてへり、イズライリの人々ひとびとなんこれとする、そもそもなんわれそそぐこと、われが、おのれのうりょくあるひけいけんもって、かれあゆませしごとくする。
13 アウラアム、イサアク、イアコフのかみせんかみは、そのイイスス、なんぢわたししものピラトがかれゆるさんとせしときなんぢが、そのおもてまへこばみしものえいせり。
14 なんぢせいなるものなるものこばみ、ひところししものなんぢたまはんことをもとめて、
15 生命せいめいつかさころせり。かみかれよりふくくわつせしめたり、われそのしょうしゃなり。
16 かれしんずるにりて、そのなんぢところところの、ひとつよくせり、かれしんは、ひとに、なんぢしゅうまへに、ぜんあたへたり。
17 けいだいよ、われいまる、なんぢらざるにりて、これおこなへり、なんぢ有司つかさまたしかり。
18 かみは、そのしょげんしゃくちもって、ハリストスのくるしみけんことをげんせしごとく、かなはせたり。
19 ゆゑなんぢくわいかいてんして、なんぢしょざいさるるをいたせ。
20 しゅかんばせより安慰なぐさめとききたらんためかれなんぢげんせられしハリストス イイススをつかはさんためなり。
21 けだしかみせいより、そのせいなるしょげんしゃくちもって、ひしことのことごとしんこうせられんときいたるまで、てんかれくべきなり。
22 モイセイはせんへり、しゅなんぢかみは、なんぢけいだいうちより、われごとげんしゃなんぢおこさん、およかれなんぢかたらんとすることは、かれけ。
23 およげんしゃかざるものは、たみうちよりほろぼされんと。
24 サムイルよりらいおよかたりしところげんしゃは、またげんせり。
25 なんぢしょげんしゃおよきょやくしょなり、すなはちかみがアウラアムに、なんぢすゑりてばんぞくしゅくふくせられんとひて、なんぢせんたまひしきょやくなり。
26 かみそのイイススをふくくわつせしめて、なんぢかれつかはせり、なんぢしゅくふくして、なんぢかくじんしょあくよりてんぜしめんがためなり。

4 1 かれたみかたれるときしょさい殿でんつかさとサッドゥケイきて、
2 かれたみをしへ、およびイイススをきて、よりふくくわつつたふるにりて、いきどほれり。
3 すなはちかれきて、あさいたるまでかれまもらしめたり、ときすでれたればなり。
4 しかれどもことばきしものうちおほしんぜり、そのかずおよそせんにんなり。
5 みゃうにちかれ有司つかさちゃうらうがく
6 およさいちゃうアンナ、またカイアファ、イオアン、アレキサンドル、そのさいちゃうぞくじんイエルサリムにあつまり、
7 使うちててへり、なんぢなんちからあるひなんもって、これおこなひしか。
8 そのときペトルせいしん゜にてられて、かれへり、たみ有司つかさおよびイズライリのちゃうらうよ、
9 こんにちわれみたるひとおこなひしぜんきて、その如何いかいやされしとただされば、
10 すなはちなんぢしゅうおよぜんイズライリみんるべし、イイスス ハリストス ナゾレイ、なんぢじふていせるものかみよりふくくわつせしめしものりて、すなはちかれりて、ひとすこやかにしてなんぢまへてるなり。
11 かれすなはちなんぢこうたるものが、てしところいしをくぐうしゅせきりたるものなり、
12 ほかべつすくひしむるものなし。けだしてんには、ひとあたへられたるの、われりてもっすくひべきものあらず。
13 かれはペトルおよびイオアンのぜんたるをそのがくにしていやしきものなるをさっして、あやしめり、またそのかつてイイススとともりしをれり。
14 しかれどもいやされたるひとこれともてるをて、ばくことばなかりき。
15 すなはちこれくわいしょそとづるをめいじてのちあひしてへり、
16 人々ひとびとなにすべきか、けだしかれりて、しきせきおこなはれしことは、およそイエルサリムにものあらはなり、われこれなしあたはず。
17 しかれどもことなほひろみんかんつたはらざらんために、かれ恐喝おどして、またそのもっなんぴとにもかたらざらんことをいましむべし。
18 すなはちかれして、さらにイイススのもっふことなく、をしふることなきをめいじたり。
19 しかれどもペトルおよびイオアンかれこたへてへり、かみくよりもまさりて、なんぢくは、かみまへりてなるか、みづかはんだんせよ。
20 けだしわれところきしところかたらざるをず。
21 かれこればつする所以ゆゑんずして、恐喝おどしくはへて、これゆるせり、たみゆゑもってなり、しゅうみなおこなはれしことりてかみさんえいしたればなり。
22 けだしせきりて、ゆるをたるひとじふさいなり。
23 使ゆるされてそのともきたり、およさいしょちゃうちゃうらうとのこれひしことげたり。
24 かれこれきてこころいつにしこゑげて、かみびてへり、しゅつかさよ、なんぢてんうみおよそのうちばんぶつつくりしかみなり、
25 なんぢせいしん゜をもって、ちちなんぢぼくダワィドのくちりてへり、はう何為なんすれぞさわしょみん何為なんすれぞいたづらはかる、
26 しょわうおこり、しょこうあひあつまりて、しゅめ、そのハリストスをむと。
27 けだしまことにイロドおよびポンティイ ピラトは、はうじんおよびイズライリたみともに、まちあつまりて、なんぢせいなるイイスス、なんぢあぶらつけられしものめたり、
28 なんぢおよなんぢむねあらかじさだめしことおこなはんためなり。
29 しゅよ、いまかれ恐喝おどしかんがみて、なんぢしょぼくに、ぜんとして、なんぢことばはしめ、
30 なんぢべて、なんぢせいなるイイススのもっいやしほどこし、きうちょうせきおこなたまへ。
31 かれたうをはりてのちそのあつまれるところふるうごき、みなせいしん゜にてられて、侃侃がんがんとしてかみことばへり。
32 しんじたるしゅうみんこころいつにして、たましひいつにして、一人ひとりそのしょいうおのれものはずして、ともしょ物ぶつのこうようせり。
33 使おほいなるちからもって、しゅイイスス ハリストスのふくくわつしょうせり、おほいなるおんちょうかれしゅうじんり。
34 かれうち一人ひとりとぼしきものなかりき、けだしおよあるひいへてるものこれり、そのりたるあたひたづさへて、
35 使そくき、しかうしてかくじんに、そのもとむるところしたがひて、これあたへられたり。
36 くレワィのぞくにして、キプルにうまれしイオシャ、使にワルナワ、やくすれば、勧慰なぐさめとなへられしものは、
37 はたりて、これり、そのきんたづさへて、使そくけり。

5 1 しかれども一人いちにん、アナニヤとづくるものそのつまサプフィラとともに、さんげふり、
2 そのつまあたりて、あたひぶんかくし、ぶんたづさへて、使そくけり。
3 ペトルへり、アナニヤ、何為なんすれぞサタナなんぢこころに、せいしん゜にいつはりて、あたひぶんかくおもひてたる。
4 なんぢものせしところは、なんぢぞくせしにあらずや、これりてところは、なんぢけんりしにあらずや、なんぢなんことこころいだきたる、なんぢひといつはりしにあらず、すなはちかみいつはりしなり。
5 アナニヤことばきて、たふれていきえたり、これきしものおほいおそれたり。
6 せうしゃちて、これり、いだしてはうむれり。
7 およそさんのちそのつまも、いまりしことらずして、きたれり。
8 ペトルかれひてへり、われげよ、なんぢあたひもっりしか。かれへり、しかり、あたひなり。
9 ペトルかれへり、なんぢ何為なんすれぞともはかりて、しゅしん゜をこころみる、よ、なんぢおっとはうむりしものあしもんまへり、なんぢをもいださん。
10 をんなたちどころかれそくたふれて、いきえたり。せうしゃりて、そのしたるをこれいだして、をっとかたはらはうむれり。
11 ぜんけうくわいおよこれきしものとはおほいおそれたり。
12 使りて、たみあひだおほくのきうちょうせきとはおこなはれたり、しゅうみんこころいつにしてソロモンのらうり。
13 ものあへかれかざりき、しかれどもたみかれあがめたり。
14 男女なんにょしんずるものますますおほしゅき、
15 ひとびょうしゃちまたいだして、とこおよとこき、ペトルのぎて、そのかげあるひこれおほはんことをこひねがふにいたれり。
16 またおほくのひとは、近傍きんばうしょいうより、やまめるものおよわづらふるものたづさへて、イエルサリムにあつまれり、みなゆるをたり。
17 さいちゃうおよおよかれともにするもの、サッドゥケイのたんは、ちて、ねたみてられ、
18 その使きて、これ公獄ひとやくだせり。
19 しかれどもしゅ使つかひよるひとやもんひらき、かれいだしてへり、
20 きて、殿でんち、生命せいめいことばことごとくのたみかたれ。
21 かれこれきて、さうてう殿でんりてをしへたり。ときさいちゃうおよこれともにするものきたりて、こうくわいおよびイズライリのしょちゃうらうあつめ、ひとや使つかひして、使ひきいたらんことをめいぜり。
22 下吏したやくきて、かれひとやうちざりき、すなはちかへりて、げて
23 へり、われひとやかたざされ、まもものもんまへてるをたれども、これひらけば、うち一人ひとりをもざりき。
24 さいちゃう殿でんつかさおよさいしょちゃうは、ことばきて、なにならんとあやしめり。
25 あるひときたりて、かれげてへり、よ、なんぢひとやくだししものは、殿でんちて、たみをしふ。
26 そのとき殿でんつかさ下吏したやくともきて、かれたづさきたれり、しかれどもふることをさざりき、たみいしもったんことをおそれしゆゑなり。
27 たづさきたりて、かれこうくわいうちてたり。さいちゃうかれひてへり、
28 われなんぢに、もっをしふることを、きびしくきんぜしにあらずや、しかるによ、なんぢそのをしへをイエルサリムにたし、しかうしてひとわれせんとほっす。
29 ペトルおよしょ使こたへてへり、かみしたがことひとしたがふよりまさるは、よろしきなり。
30 せんかみなんぢけてころししイイススをふくくわつせしめたり。
31 かみそのみぎもって、かれげて、しゅさいし、きうしゅせり、イズライリにくわいかいつみゆるしとをあたへんためなり。
32 われことためしょうものなり、かみかれしたがものあたへしせいしん゜もまたしょうす。
33 かれこれきて、いかりにへずして、使ころさんとはかれり。
34 しかれどもひとりのファリセイじんはガマリイル、けうはふにしてしゅうみんたっとばるるものは、こうくわいうちちて、使しばらそとだすをめいじて、
35 かれへり、イズライリじんよ、なんぢ人々ひとびときて、なにすべきかみづかつつしめ。
36 けだしこれよりさき、フェウダおこりて、みづかおほいなりとし、これきしものおよそひゃくにんありしが、かれころされ、したがひしものみなさんじて、るなきにせり。
37 そののちとうせきとき、ガリレヤじんイウダおこりて、おほくのたみいざなひて、おのれしたがはしめしが、かれほろび、かれしたがひしものみなさんじたり。
38 いまわれなんぢぐ、人々ひとびときて、かれゆるせ、けだしはかりごとあるひ所為しわざひとらば、みづかやぶれん、
39 かみらば、なんぢこれやぶあたはず、かつおそらくはなんぢかみてきするものらん。
40 かれこれしたがへり、すなはち使して、これち、イイススのもっふことをきんじて、かれゆるせり。
41 かれこうくわいまへよりで、しゅイイススのりて、はずかしめくるにふるものりしをよろこべり。
42 殿でんり、またひといへりて、をしへべ、イイスス ハリストスのふくいんつたへてめざりき。

6 1 そのもんますますくははりしに、エルリニストがエウレイじんたいしてうらみごとせしことあり、かれやもめ施済ほどこしおいかろんぜられしゆゑなり。
2 じふ使たいすうもんまねきてへり、われかみことばきて、しょくたくことつとむるは、よろしからず。
3 ゆゑけいていよ、なんぢうちより、しょうせいしん゜ととにてられたるものしちにんえらべ、われこれてて、ことつかさどらしめ、
4 われもっぱたうでんけうとをつとめん。
5 ことばしゅうみんよろこばれて、つひしんせいしん゜とにてられたるひと、ステファン、またフィリップ、プロホル、ニカノル、ティモン、パルメン、およびアンティオヒヤのしんけうしゃニコライをえらびて、
6 これ使まへて、かれたうして、そのうへせたり。
7 かみことばますますちゃうじ、もんすうはなはだイエルサリムにぞうし、さいうちにもおほをしへしたがひしものあり。
8 しんちからとにてられたるステファンは、おほいなるせききうちょうみんかんおこなへり。
9 ときリベルティンとなふるくわいだうおよびキリネヤ、アレキサンドリヤ、キリキヤ、アシヤじんしょくわいだうぞくするある人々ひとびとちて、ステファンとべんろんせり、
10 しかれどもかれりてひしところせいしん゜とにてきするあたはざりき。
11 そのときひそかひとすすめて、はしめてへり、われかれがモイセイおよかみそしことばかたるをけり。
12 ここおいたみちゃうらうがくとをうごかし、にはかきたりて、かれとらへ、こうくわいいたり、
13 誣妄いつはりしょうしゃてて、はしめてへり、ひとせいなるところおよ律法りっぱふそしことばかたりてめず。
14 けだしわれかれふをけり、いはく、イイスス ナゾレイはところこぼち、モイセイがわれさづけしれいへんと。
15 こうくわいちゅうせるものみなかれそそぎて、そのおもてるに、てん使おもてごとし。

7 1 ときさいちゃうへり、はたしてくのごときか。
2 かれへり、けいていおよしょよ、これけ、くわうえいかみアウラアムにそのいまだハッランにうつらざるさきに、メソポタミヤにあらはれて、
3 かれへり、なんぢで、なんぢしんぞくおよなんぢちちいへはなれて、なんぢしめさんとするけ。
4 そのときかれはハルデヤのよりでて、ハッランにりたり、そのちちせしのちかみ彼処かしこより、なんぢいまめる、うつせり。
5 しかるにここにはあしつるばかりのげふだにかれあたへざりき、ただかれに、いまあらざりしときげふとして、かれおよかれすゑあたへんことやくせり。
6 かみへり、かれすゑぢゅうみんり、彼処かしこにはこれれいし、これくるしめて、ひゃくねんん。
7 かみまたへり、かれれいとせんたみは、われこれ審判しんぱんせん、そののちかれでて、われところほうせんと。
8 またかれ割礼かつれいやくあたへたり。そののちアウラアムはイサアクをみ、だい八日はちじつおいこれ割礼かつれいおこなへり、イサアクはイアコフをみ、イアコフはじふぞくめり。
9 ぞくはイオシフをねたみて、これをエギペトにれり、しかれどもかみかれともりて、
10 かれそのことごとくのくわんなんよりすくひ、かれにエギペトのわうファラオンのまへおんちょうとをあたへたり、わうかれてて、エギペトおよおのれぜんつかさせり。
11 きんおほいなるくわんなんとはエギペトならびにハナアンのぜんおよびて、せんかてざりき。
12 イアコフはエギペトにこくもつありときて、はじめてせんかれつかはせり。
13 ふたたびつかはししとき、イオシフはおのれそのけいていらしめ、かつイオシフのぞくはファラオンのところれり。
14 イオシフつかはして、そのちちイアコフおよそのぜんぞくしちじふにんむかへたり。
15 イアコフ エギペトにくだりて、おのれせんをはれり、
16 すなはちシヘムにたづさへられて、アウラアムが、ぎんあたひもって、シヘムのエムモルのしょよりひたるはかをさめられたり。
17 かみちかひて、アウラアムにきょやくせしときちかづくにしたがひ、たみはエギペトにはんしょくして、いよいよおほくなり、
18 イオシフをらざるわうのエギペトにおこるにおよべり。
19 かれあくぞくはかりて、せんくるしめ、そのをさなごてて、かさざらんことをめいぜり。
20 ときモイセイうまれて、かみまへうるはしかりき。さんげつかんそのちちいへそだてられたり。
21 てらるるにおよびて、ファラオンのむすめかれり、やしなひておのれせり。
22 モイセイはことごとくエギペトのがくじゅつをしへられて、ことばおこなひとにちからありき。
23 かれとしじふいたりて、そのけいていなるイズライリのしょかへりみんとするこころおこれり。
24 そのうち一人ひとりしへたげらるるをて、これはうし、くっせらるるものためあだむくいて、エギペトじんころせり。
25 おもへらく、そのけいていは、かみかれもって、かれすくひあたふるをさとるならんと、しかれどもかれさとらざりき。
26 つぎかれあひたたかへるをて、すすめてへり、なんぢけいていなるに、なんたがひす。
27 しかれどもそのとなりものかれしりぞけてへり、たれなんぢてて、われ有司つかさおよ裁判さいばんくわんしたる。
28 あになんぢ昨日きのふエギペトじんころししごとく、われころさんとほっするか。
29 モイセイことばりて、はしりて、マディアムのぢゅうし、彼処かしこりて二人ふたりめり。
30 じふねんえてのち、シナイざんおいて、しゅ使つかひかれゆるいばら火焔ほのほあらはれたり。
31 モイセイて、しゃうあやしみ、これつまびらかためちかづけるときしゅこゑかれりてへり、
32 われなんぢれっかみ、アウラアムのかみ、イサアクのかみ、イアコフのかみなり。モイセイふるをののきて、あへざりき。
33 しゅかれへり、なんぢあしくつけ、けだしなんぢてるところせいなり。
34 われはエギペトにくるしみその嘆息なげきき、かれすくはんためくだれり、いまけ、われなんぢをエギペトにつかはさん。
35 のモイセイ、かれこばみて、たれなんぢてて、有司つかさおよ裁判さいばんくわんしたると、ひしものは、かみかれを、いばらうちあらはれたるてん使もって、有司つかさおよきうしゅとしてつかはせり。
36 ひとかれいだし、せききうちょうをエギペトのに、こうかいに、およに、じふねんかんおこなへり。
37 のモイセイは、すなはちイズライリのしょげて、しゅなんぢかみは、なんぢけいていうちより、なんぢわれごとげんしゃおこさん、かれけと、ひしものなり。
38 ひとは、すなはちくわいおいて、シナイざんかれかたりしてん使およわれせんともりて、われさづけんためけることばけしものなり。
39 われせんかれしたがふをほっせざりき、すなはちかれこばみ、おのれこころをエギペトにてんじて、
40 アアロンにへり、われさきだちてくべきしょかみわれためれ、けだしわれをエギペトのよりいだししのモイセイに、なにごとのありしかをわれらざるなり。
41 そのかれこうしざうつくり、ざうまつりけんじ、おのわざまへたのしめり。
42 ここおいかみおもてさけけてかれてんじゃうぐんつかふるにまかせたり、しょげんしゃしょしるされしがごとし、いはく、イズライリのいへよ、なんぢじふねんかんおい犠牲いけにへ祭祀まつりとをわれささげしか。
43 なんぢはモロフのまくおよなんぢかみレムファンのほしすなはちなんぢはいせんためつくりしかたちげたり、われなんぢをワワィロンよりとほうつさんと。
44 われせんには、おいしょうまくありき、モイセイにかたりしものが、そのところしきしたがひて、これつくらんことめいぜしがごとし。
45 われせんはイイススとともこれほうじて、かみわれせんめんぜんよりひしはうみんりゃうたづされり。くのごとくにしてダワィドのいたれり。
46 かれかみまへおんちょうて、イアコフのかみため居所すまひまうけんことをねがへり。
47 ソロモンはかれためいへてたり。
48 しかれどもじゃうしゃにてつくられたる殿でんらず、げんしゃところごとし、
49 しゅいはく、てんわれはうわれあしだいなり。なんぢためなんいへてんか、あるひあんそくためなんところあらんか、
50 みなこれつくりしにあらずやと。
51 強項かたくなにして、こころみみとに割礼かつれいけざるものよ、なんぢつねせいしん゜にさかふ、なんぢせんく、なんぢまたくのごとし。
52 なんぢせんいづれげんしゃ窘逐きんちくせざりしか、かれしゃきたるをげんせしものころせり、なんぢいましゃわたかつころものれり。
53 なんぢは、すなはちてん使ほうりて、律法りっぱふけて、これまもらざりしものなり。
54 かれこれきて、そのこころいかりへず、切歯はがみしてかれむかへり。
55 ときにステファンせいしん゜にてられ、てんあふぎて、かみくわうえいおよびイイススがかみみぎてるをへり、
56 よ、われてんひらけて、ひとかみみぎてるをる。
57 しかれどもかれおほいなるこゑもっさけびて、みみおほひ、こころおなじくしてかれせまり、
58 まちそといだして、いしもっかれてり。しょうしゃおのれころもひとりせうねん、サウルとづくるものそくき、
59 いしもってステファンをてり、かれいのりてへり、しゅイイススよ、たましひけよ、
60 すなはちひざかがめ、おほいなるこゑもっびてへり、しゅよ、つみかれするなかれ。これひてねむれり。

8 1 サウルはかれころされしことよしとせり。そのおほいなる窘逐きんちくはイエルサリムにけうくわいおよび、使ほかみなイウデヤとサマリヤとのかくさんじたり。
2 けいけんなる人々ひとびとステファンをはうむり、これためおほいなるつうこくせり。
3 サウルはけうくわいざんがいし、いへいへり、男女なんにょきて、ひとやわたせり。
4 ときさんじたるものあまねきて、ことばふくいんせり。
5 フィリップはサマリヤのまちくだりて、かれにハリストスをつたへたり。
6 たみはフィリップがおこなひしきうちょうかつて、こころいつにしてつつしみてそのところけり。
7 けだしおほいなるこゑもっさけびて、これらるるおほくのものよりで、またおほくのちゅうぶうおよあしなへものいやされたり。
8 そのまちうちおほいなるよろこびありき。
9 ここ一人いちにん、シモンとづくるものあり、もとまちおいじゅつおこなひ、サマリヤのたみおどろかし、おのれおほいなるものせり。
10 ちひさよりおほいいたるまで、みなつつしみてかれきて、へり、ひとかみおほいなるちからなり。
11 つつしみてかれきしは、もとひさしくじゅつもっかれおどろかししゆゑなり。
12 しかれどもかれかみくにおよびイイスス ハリストスのことふくいんするフィリップにしんずるにおよびて、男女なんにょともせんけたり。
13 シモンみづからまたしんじて、せんけ、つねにフィリップとともりて、おこなはれたるおほいなるのうきうちょうとをおどけり。
14 イエルサリムに使は、サマリヤがかみことばけたりときて、ペトルおよびイオアンをかれつかはせり。
15 二人ふたりくだりて、かれせいしん゜をけんためいのれり。
16 けだしせいしん゜はいまかれ一人ひとりにもらざりき、かれただしゅイイススのりてせんけしのみ。
17 そのとき使かれせたれば、かれせいしん゜をけたり。
18 シモンは、使するにりて、せいしん゜のさづけらるるをて、これきんたづさいたりて
19 へり、われにもけんあたへよ、せんとするものの、せいしん゜をけんためなり。
20 しかれどもペトルかれへり、なんぢぎんなんぢともほろぶべし、けだしなんぢきんもっかみたまものんとおもへり。
21 なんぢにはことおいぶんなくくじなし、けだしなんぢこころかみまへただしからず。
22 ゆゑなんぢあくくわいかいして、かみいのれ、あるひなんぢこころおもひなんぢゆるされん。
23 けだしわれなんぢくるしり、およつなぎるをる。
24 シモンこたへてへり、なんぢわれためしゅいのりて、なんぢひしことのわれおよぶなからしめよ。
25 かれしゅことばしょうし、かつべて、イエルサリムにかへり、みちにサマリヤのおほくのむらふくいんつたへたり。
26 しゅ使つかひフィリップにげてへり、ちてみなみむかひて、イエルサリムよりガザにくだみちけ、そのみちなり。
27 かれちてけり、よ、エフィオピヤのひと、エフィオピヤのにょわうカンダキヤのじんにしてだいじんそのことごとくの財宝たからつかさどものは、れいはいためにイエルサリムにきたりて、
28 かへり、そのくるまりて、げんしゃイサイヤをめり。
29 かみフィリップにへり、すすみて、くるまけ。
30 フィリップはしきて、かれげんしゃイサイヤをむをきてへり、なんぢところさとるか。
31 かれへり、われみちびものなくば、われいづくんさとるをん、すなはちフィリップにのぼりてともせんことをへり。
32 そのめるせいしょぶんごとし、かれひつじごとほふられんためかれたり、こひつじそのものまへりてこゑなきがごとく、かれくのごとそのくちひらかず。
33 その卑賤いやしきときかれける裁判さいばんおこなはれたり。しかれどもそのらいれきたれこれかん、けだしかれ生命いのちよりらると。
34 じんフィリップにへり、ふ、げんしゃこれふは、たれす、おのれすか、そもそもにんすか。
35 フィリップそのくちひらき、しょよりはじめて、かれにイイススをふくいんせり。
36 みちときかれみづところきたれり、じんへり、よ、みづあり、せんくるになんさはりあるか。
37 フィリップかれへり、なんぢまったこころもっしんぜば、なり。かれこたへてへり、われイイスス ハリストスがかみたるをしんず。
38 すなはちめいじて、くるまとどめしめ、フィリップとじんともみづくだり、フィリップはかれせんさづけたり。
39 かれみづよりのぼりしときせいしん゜はじんくだり、しゅ使つかひフィリップをげてり、じんまたこれざりき、すなはちよろこびてそのみちけり。
40 フィリップはアゾトにれ、しょいふて、ふくいんべ、ケサリヤにいたるにおよべり。

9 1 サウルはなほしゅもんむかひて、恐喝おどしさっとをき、さいちゃうきて、
2 そのダマスクのしょくわいだうするしょもとたり、みちしたがものはば、男女なんにょろんぜず、これしばりて、イエルサリムにかんためなり。
3 かれきて、ダマスクにちかづけるときたちまちてんよりひかりありて、かれめぐせり。
4 かれたふれて、かれこゑけり、いはく、サウル、サウル、なんわれ窘逐きんちくする。
5 かれへり、しゅよ、なんぢたれたる。しゅへり、われなんぢ窘逐きんちくするイイススなり。なんぢとげむはかたし。
6 かれをののおそれてへり、しゅよ、なにさんことをほっするか。しゅかれへり、ちて、まちれ、彼処かしこおいなんぢおこなふべきことなんぢげられん。
7 かれともける人々ひとびとおどろきてち、こゑきて、たれをもざりき。
8 サウルよりきて、ひらきたれども、ところなかりき。かれそのきて、ダマスクにれたり。
9 かれ三日みっかあひだることなく、またくらむことなかりき。
10 ダマスクに一人ひとりもん、アナニヤとづくるものあり、しゅしゃううちかれへり、アナニヤ、かれへり、しゅよ、われここり。
11 しゅかれへり、ちて、すぐづくるまちき、イウダのいへに、タルスのひとはサウルとものたづへ、かれいまいのる、
12 しかうしてしゃううちに、アナニヤとづくるひとりて、るをしめんために、かれするをたり。
13 アナニヤこたへてへり、しゅよ、われおほくのものより、ひとこときしに、かれはイエルサリムにおいて、なんぢせいがいくはへしこと如何いかばかりぞ、
14 ここおいても、かれおよなんぢものしばらんためさいしょちゃうよりたるけんてり。
15 しかれどもしゅかれへり、け、けだしひとえらびたるうつはにして、われはうみんと、しょわうと、イズライリのしょ使まへかんとするものなり。
16 われかれに、そのために、如何いかばかりかくるしみくべきをしめさん。
17 アナニヤきて、いへり、かれせてへり、けいていサウルよ、なんぢきたれるみちなんぢあらはれたるしゅイイススはわれつかはせり、なんぢるをかつせいしん゜にてられんためなり。
18 たちまちかれよりうろこごとものちて、かれただちるをすなはちちてせんけ、
19 すでしょくして、ちからたり。サウルじつもんともにダマスクにり、
20 ただちしょくわいだうおいて、イイススをげて、そのかみたるをべたり。
21 ものみなおどろきてへり、ひとは、イエルサリムにおいて、ものざんがいせしにあらずや、かつここきたりしも、かれしばりて、さいしょちゃうかんためあらずや。
22 しかれどもサウルますますけんにして、これすなはちハリストスなりとしょうして、ダマスクにるイウデヤじんべんせつせり。
23 ることひさしくして、イウデヤじんかれころさんとはかれり。
24 はかりごとはサウルにられたり。かれちうまちもんうかがひて、かれころさんとせしに、
25 もんよるかれり、かごもっかきよりおろせり。
26 サウルはイエルサリムにきたり、つとめてもんまじはりれんとしたれども、みなそのもんたるをしんぜずして、かれおそれたり。
27 ワルナワかれたすきて、使たづさいたり、かれその如何いかちゅうしゅことおよしゅかれひしことまた如何いかかれがダマスクにおいぜんとしてイイススのつたへしことべたり。
28 かれはイエルサリムにりて、かれともしゅつにふし、ぜんとしてしゅイイススのりて、をしへべたり。
29 またエルリニストかたり、およべんろんせり、かれこれころさんとはかれり。
30 けいていことりて、かれをケサリヤにおくりて、タルスにつかはしたり。
31 当時そのときぜんイウデヤ、ガリレヤ、サマリヤのしょけうくわいへいあんにしてせいりつし、しゅおそれてことおこなひ、せいしん゜のなぐさめて、かずいよいよせり。
32 ペトルあまねしょはうきて、リッダにせいにもいたりしことあり。
33 彼処かしこおいかれ一人いちにんはエネイ、ちゅうぶうわづらひてはちねんかんとこせるものへり。
34 ペトルかれへり、エネイよ、イイスス ハリストスなんぢす、きて、なんぢとこをさめよ、かれただちきたり。
35 リッダおよびサロンにものは、みなかれて、しゅせり。
36 イオッピヤにひとりぢょはタワィファ、やくすれば鹿しかものあり、かれひろぜんおこなひ、施済ほどこしせり。
37 たまたまそのみてせり。かれあらひて、たかどのきたり。
38 リッダはイオッピヤにちかきにり、もんはペトル彼処かしこりときて、二人ふたりかれつかはして、そのおそなはらずしてかれきたらんことをもとめたり。
39 ペトルちて、これともけり、いたるにおよびて、かれきて、たかどののぼらせ、やもめをんなみなきて、かれかたはらち、鹿しかかれともりしにつくりたるうはしたしめせり。
40 ペトルかれことごとそといだし、ひざかがめていのれり、しかうしてしかばねむかひてへり、タワィファきよ。かれそのひらき、ペトルをせり。
41 ペトルこれさづけて、これおこし、せいおよ嫠婦やもめして、これけるものとしてそのまへてたり。
42 ことぜんイオッピヤのところとなりて、おほくのものしゅしんぜり。
43 ペトルひさしくイオッピヤにとどまりて、ある皮工かはしなめシモンのいへたり。

10 1 ケサリヤにあるひとはコルニリイ、イタリヤたいとなふるたいひゃくちゃう
2 けいけんにして、そのぜんともかみおそれ、たみおほくの施済ほどこしし、つねかみいのれるものあり。
3 およそだいに、かれしゃううちあきらかかみ使つかひたり、かれりてへり、コルニリイよ。
4 かれこれそそぎて、おそれてへり、しゅよ、なにごとぞ。かれへり、なんぢたうなんぢ施済ほどこしとはのぼりて、かみまへねんせられたり。
5 いまひとをイオッピヤにつかはして、シモン、しょうしてペトルとものべ。
6 かれあるひ皮工かはしなめシモンにやどれり、そのいへ海浜かいひんり、かれなんぢおよなんぢぜんすくひしむべきことばなんぢかたらん。
7 コルニリイにかたれるてん使りしのちかれそのぼく二人ににんおよかれする兵卒へいそつ一人ひとりけいけんなるものして、
8 ことごとこれげて、かれをイオッピヤにつかはせり。
9 明日あくるひかれきて、まちちかづけるとき、ペトルをくじゃうのぼりていのれり。ときおよそろくなり。
10 おぼえて、かれくらはんとほっせり。ひとこれそなふるときかれしんしゃうぐわいあそべり。
11 かれてんひらけて、ひとつうつはそのまへくだるをる、おほいなるぬのごとし、すみつなぎて、おろさる、
12 そのうちおよそく牲畜けものじうこんちゅうおよ天空そらとりあり。
13 かつこゑありて、かれふ、ペトルよ、ちて、ほふりてくらへ。
14 しかれどもペトルへり、しゅよ、しからず、けだしわれいまかつけがらはしきものあるひきよからざるものくらはざりき。
15 こゑふたたびかれふ、かみきよめたるものは、なんぢけがらはしとなかれ。
16 三次みたびくのごとくして、うつはまたてんげられたり。
17 ペトルところしゃうなんおもぞとみづかあやしめるときよ、コルニリイよりつかはされたる人々ひとびと、シモンのいへたづて、そのもんまへち、
18 びてへり、シモン、しょうしてペトルとものは、ここやどれるか。
19 ペトルなほしゃうことおもりしに、せいしんかれへり、よ、さんにんなんぢたづぬ、
20 ちてくだり、すこしうたがはずして、かれともけ、けだしわれかれつかはせり、
21 ペトルはコルニリイよりかれつかはされし人々ひとびとくだきてへり、よ、われなんぢたづぬるものなり、なんぢなんゆゑありてきたりしか。
22 かれへり、ひゃくちゃうコルニリイ、にしてかみおそれ、ぜんイウデヤみんしょうせらるるものせいなるてん使より、なんぢそのいへまねきて、なんぢことばかんことしめしけたり。
23 ペトルかれきてやどらしめ、あくるちて、かれともき、イオッピヤのけいていにんここともけり。
24 つぎかれケサリヤにりたるに、コルニリイはすでそのしんぞくしんいうとをあつめて、かれてり、
25 ペトルのとき、コルニリイかれむかへて、そのそくふくしてはいせり。
26 ペトルかれおこしてへり、て、われひとなり。
27 すなはちかれともかたりてり、おほくのあつまれるものて、
28 かれへり、イウデヤじんはうじんまじはり、あるひちかづくことの、はふかなはざるは、なんぢところなり、しかれどもかみわれに、なんぴとをもけがらはしきものあるひきよからざるものと、からざるをしめせり。
29 ゆゑわれまねかれて、せずしてきたれり。いまふ、なんぢわれまねきしは、なんためぞ。
30 コルネリイへり、四日よっかまへに、われものいみしてときいたり、だいいへいのりしに、たちまちひかれるころもたるひとまへちて
31 へり、コルニリイよ、なんぢたうかれ、なんぢ施済ほどこしかみまへねんせられたり、
32 ゆゑにイオッピヤにひとつかはして、シモンしょうしてペトルとものべ、かれ皮工かはしなめシモンのいへ海浜かいひんやどれり、かれきたりて、なんぢかたらんと。
33 ゆゑわれただちなんぢつかはせり、なんぢきたれるはし。いまわれみなかみまへつ、およかみよりなんぢめいぜられんことかんためなり。
34 ペトルくちひらきてへり、いまわれまことれり、かみかたちもっひとらず、
35 すなはちおよそたみうちに、かれおそれておこなものは、かれれらるるを。
36 かれはイズライリのしょことばつかはして、へいふくいんせり、イイスス ハリストスにりてなり、ばんいうしゅなり。
37 イオアンのつたへし洗礼せんれいのちに、ガリレヤよりはじまりて、ぜんイウデヤにおこなはれしことは、なんぢこれる、
38 すなはちナザレトよりでたるイイススは、如何いかかみよりせいしん゜とのうりょくとをもっあぶらつけられ、あまねめぐりてぜんおこなひ、およあくせいせらるるものいやししことなり、けだしかみかれともりき。
39 われは、そのおよそイウデヤのおよびイエルサリムにおこなひしことまたかれこれけてころししことしょうするものなり。
40 かみかれだいさんじつふくくわつせしめ、かれをして
41 しゅうみんあらず、なんぢかみあらかじえらびししょうしゃたるわれそのよりふくくわつせしのちかれともしょくいんせしものに、あらはれしめたり。
42 かれわれめいじて、人々ひとびとをしへつたへ、またかれかみよりさだめられし生者せいしゃしゃ審判しんぱんしゃたるをしょうせしむ。
43 かれこときて、ことごとげんしゃおよかれしんずるものが、そのりてつみゆるしんことをしょうす。
44 ペトルのなほこれかたれるときせいしん゜はおよことばものくだれり。
45 ペトルとともきたりし割礼かつれいけたるしんものは、せいしん゜のたまものはうじんにもそそがれしことおどけり。
46 けだしかれはうげんひ、かみさんするをけり。
47 そのときペトルへり、われごとせいしん゜をけたるものには、たれみづもっせんくるをきんぜん。
48 すなはちかれにイイスス ハリストスのりてせんくるをめいぜり。そののちかれはペトルにじつかんとどまらんことをへり。

11 1 イウデヤに使およけいていは、はうじんかみことばけたりとけり。
2 ペトルがイエルサリムにのぼりしとき割礼かつれいけたるものかれなじりて
3 へり、なんぢ割礼かつれいけざるものうちりて、かれともくらへり。
4 ペトルはじめよりだいかれべてへり、
5 われイオッピヤのまちたうせしときしんしゃうぐわいあそびて、しゃうたり、ひとつうつはおほいなるぬのごとく、すみりて、てんよりくだり、まへいたれり。
6 われそそぎて、そのなかるに、そく牲畜けものじうこんちゅうおよ天空そらとりあるをたり。
7 かつわれこゑけり、ペトルよ、ちて、ほふりてくらへ。
8 われへり、しゅよ、しからず、けだしけがらはしきものあるひきよからざるものは、いまかつくちらざりき。
9 こゑふたたびてんよりわれこたへてへり、かみきよめたるものは、なんぢけがらはしとなかれ。
10 三次みたびくのごとくして、みなまたてんげられたり。
11 たまたまケサリヤよりわれつかはされしさんにんりしいへまへてり。
12 せいしんわれに、すこしうたがはずして、かれともくべきことへり。ろくひとけいていわれともきて、われそのひといへりたり。
13 かれわれげてへり、かつてん使そのいへちて、かれへるをたり、いはく、ひとをイオッピヤにつかはして、シモン、しょうしてペトルとものべ、
14 かれなんぢおよなんぢぜんすくひしむべきことばなんぢかたらんと。
15 かたはじめしときせいしんかれくだれり、はじめにわれくだりしがごとし。
16 そのときわれしゅひしことばおもおこせり、いはく、イオアンはみづもっせんさづけたり、なんぢせいしん゜にりてせんけんと。
17 ゆゑかみは、われしゅイイスス ハリストスをしんじたるものあたへしところひとしきたまものを、かれにもあたへしならば、われなんぴとぞ、かみはばまん。
18 かれこれきて、こたふるところなく、かみさんえいしてへり、しからばかみはうじんくわいかいあたへて、生命いのちしむるなり。
19 ステファンのときおこりし窘逐きんちくりてさんじたるものは、きて、フィニキヤ、キプル、アンティオヒヤにまでいたりしが、イウデヤじんほかなんぴとにもことばつたへざりき。
20 しかれどもかれうちにキプルおよびキリネヤの人々ひとびとあり、アンティオヒヤにりて、しゅイイススをふくいんして、エルリンじんつたへたり。
21 しゅかれともり、すうひとしんじてしゅせり。
22 ことこゑイエルサリムにけうくわいみみおよびたれば、ワルナワをつかはして、アンティオヒヤにいたらしめたり。
23 かれきたりて、かみおんちょうよろこび、かつしゅうじんに、こころかたくして、しゅしたがふことをすすめたり。
24 けだしかれぜんにんにして、せいしん゜としんとにてられたるものなり。ここおい許多あまたたみしゅけり。
25 そののちワルナワはタルスにきて、サウルをたづね、これひて、アンティオヒヤにたづさいたれり。
26 かれいちねんかんけうくわいあつまりて、許多あまたたみをしへたり。もんハリスティアニンしゃうせらるること、アンティオヒヤよりはじまれり。
27 そのげんしゃにんイエルサリムよりアンティオヒヤにくだれり。
28 その一人ひとり、アガフとづくるものちて、せいしん゜にりて、てんおほいなるきんあらんとするをしめせり、クラウディイ ケサリのときはたしてこれありき。
29 そのときもんおのおのそのてるところしたがひて、イウデヤにけいてい扶助たすけおくらんことをさだめたり。
30 つひこれおこなひて、ワルナワおよびサウルのたくして、ちゃうらうせたり。

12 1 そのときイロドわうげて、けうくわいうちにんがいくはへ、
2 つるぎもってイオアンのきゃうだいイアコフをころせり。
3 イウデヤじんこれよろこぶをて、ぎてまたペトルをとらへたり、ときぢょ酵節かうせつなり。
4 すでとらへてかれひとやくだし、くみごとにん兵卒へいそつくみかれまもるをめいじて、逾越節パスハのちかれたみまへいださんとほっせり。
5 これもってペトルはひとやまもられ、けうくわいかれためねつせつなるたうかみけんじたり。
6 イロドがかれいださんとほっせしときそのペトルふたつ鉄索くさりつながれて、二人ふたり兵卒へいそつあひだね、まもものもんまへりて、ひとやまもれり。
7 よ、しゅてん使まへち、ひかりごくしつかがやけり。かれペトルのわききて、これましてへり、すみやかきよ。鉄索くさりそのよりちたり。
8 てん使かれへり、おびつかねて、くつけよ。かれおこなへり。またかれふ、なんぢうはぎまとひて、われしたがへ。
9 ペトルでてこれしたがひしが、てん使ところまことなるをらずして、しゃうるとおもへり。
10 まもものだいいっしょおよだいしょぎて、かれまちところてつもんきたりしに、もんみづかひらけたり、でて、ひとつちまたぎたるに、てん使たちまちかれよりはなれたり。
11 ペトルさとりてへり、いまわれまことしゅが、その使つかひつかはして、われをイロドのおよおよそイウデヤみんのぞめるところより、すくひしをれり。
12 すなはち囘顧みまはして、イオアン、しょうしてマルコとものははなるマリヤのいへきたれり。彼処かしこにはおほくのものあつまりてたうせり。
13 ペトルぐわいもんたたときすなはちロダとづくるものきて、これき、
14 ペトルのこゑりて、よろこびりて、もんひらかず、すなはちはしりて、ペトルがもんまへてることをげたり。
15 かれこれへり、なんぢくるへるか、をんなくありとりたれば、かれへり、すなはちかれてん使なり。
16 ペトルなほたたきてそくめず。かれひらきしときかれおどけり。
17 ペトルうごかして、ふことなからしめて、かれしゅ如何いかかれひとやよりいだししをべたり、またへり、ことをイアコフおよけいていはうぜよ。つひでて、ところけり。
18 旦におよびて、ペトルは如何いかになりしかと、兵卒へいそつうち騒擾さわぎすくなからざりき。
19 イロドかれたづねたれども、ざれば、まもものただして、これしょせんことをめいぜり。そののちイウデヤをはなれ、ケサリヤにきてりき。
20 イロドはなはだしくティルおよびシドンのたみいかりたれば、かれこころあはせて、これき、わううちしつしんウラストのしたしみて、へり、けだしかれわうくによりかてたり。
21 さだめたるおいて、イロドはわうころもそのくらゐし、かれむかひてかたれり、
22 たみびてへり、かみこゑなりひとこゑあらず。
23 たちまちしゅ使つかひかれてり、くわうえいかみせざりしゆゑなり、かれむしまれていきえたり。ときかみことばますますちゃうじてひろまれり。
24 ワルナワおよびサウルはその任務つとめへて、イオアン、しょうしてマルコとものたづさへて、イエルサリムよりアンティオヒヤにかへれり。

13 1 アンティオヒヤにけうくわいにんげんしゃおよけふあり、すなはちワルナワ、シメオン、しょうしてニゲルともの、キリネヤのひとルキイ、分封ぶんぱうきみイロドとともやしなはれしマナイル、およびサウルなり。
2 かれしゅほうして、いまししょくするときせいしんへり、ためにワルナワおよびサウルをわかちて、かれしてにんぜしむるつとめおこなはしめよ。
3 ここおいきんしょくたうし、そのうへせて、かれかしめたり。
4 かれせいしん゜につかはされて、セレウキヤにくだり、彼処かしこよりキプルにわたれり、
5 サラミンにりて、イウデヤのしょくわいだうかみことばつたへたり、イオアンはそのえきしゃたりき。
6 かれしまて、パフにいたり、一人ひとりじゅつしゃにして、げんしゃなるイウデヤじんはワルイイススにへり、
7 かれはうはくセルギイ パワェルとなるひとともり。はうはくはワルナワおよびサウルをして、かみことばかんことをのぞめり。
8 しかれどもエリマ(けだしやくすればじゅつしゃなり、)かれてきしてはうはくをしてしんぜざらしめんとほっせり。
9 サウルまたはパワェル、せいしん゜にてられて、かれそそぎて
10 へり、ああおよそ詭譎いつはり奸悪よこしまとをつるものあくおよそてきよ、なんぢしゅなほみちげてめざらんか。
11 いまよ、しゅなんぢり、なんぢめしひりて、しばらざらん。たちまちそのかすくらみて、かれめぐりて、相者てびきたづねたり。
12 そのときはうはくおこなはれしところて、しゅをしへとしてしんぜり。
13 パワェルおよこれともにせしものはパフよりしうかうして、パムフィリヤのペルギヤにいたり、イオアンはかれわかれて、イエルサリムにかへれり。
14 かれペルギヤをて、ピシディヤのアンティオヒヤにきたり、安息スボタくわいだうりてせり。
15 律法りっぱふしょげんしゃとをみてのちくわいだうつかさ使つかひしてかれへり、けいていよ、なんぢたみすすむることばあらばへ。
16 パワェルちて、うごかしてへり、イズライリの人々ひとびとおよかみおそるるものよ、これけ。
17 たみかみせんえらびて、たみそのエギペトのときたかうし、またげて、かれ彼処かしこよりいだし、
18 およそじふねんかんかれやしなひ、
19 ハナアンのおいななつたみほろぼし、そのわかちて、かれがしめたり。
20 のちおよそひゃくじふねんかんかれしんくわんあたへて、げんしゃサムイルにいたれり。
21 そののちかれわうもとめたれば、かみかれにキスのサウル、ワェニアミンのひとあたへて、じふねんたり。
22 すでかれはいし、ダワィドをおこして、かれわうし、かつかれためしょうしてへり、われはイエッセイのダワィド、こころかなひとたり、かれことごとむねおこなはんと。
23 ひとすゑより、かみそのきょやくしたがひて、イズライリのためきうしゅイイススをおこせり。
24 そのきたらんとするとき、イオアンはイズライリのぜんみんくわいかい洗礼せんれいつたへたり。
25 イオアンそのつとめふるにのぞみてへり、なんぢわれたれなりとおもふか、われかれあらず、しかれどもよ、われおくれてきたものあり、われそのあしくつくにもへずと。
26 けいていよ、アウラアムのぞくしょおよなんぢうちかみおそるるものよ、すくひことばなんぢつかはされたり。
27 けだしイエルサリムにものおよその有司つかさは、かれらずして、かれつみさだめて、安息日スボタごとところげんしゃことばかなはせ、
28 いつあたたるゆゑずして、ピラトにかれころさんことをもとめたり。
29 一切いっさいかれしてしるされしことへてのちかれよりおろして、はかけり。
30 しかれどもかみかれよりふくくわつせしめたり。
31 かれじつあひだかれともにガリレヤよりイエルサリムにのぼりしものあらはれたり、かれいまたみまへかれしょうするものなり。
32 われなんぢふくいんしてふ、せんたまはりしきょやくは、かみこれをイイススをふくくわつせしめしをもって、そのそんなるわれかなはしめたり。
33 だいせいえいにもしるされしがごとし、いはく、なんぢわれわれこんにちなんぢめりと。
34 またかれよりふくくわつせしめて、朽壊くされせざらしめんとすることいたりては、へり、われダワィドにやくせししんせいにしてしんじつなるめぐみなんぢあたへんと。
35 ゆゑしょうにもふ、なんぢせいしゃつるをざらしめんと。
36 けだしダワィドはそのだいちゅうかみむねえきしてのちねむり、そのせんともかれて、つるをたり。
37 しかれどもかみふくくわつせしめしものは、つるをざりき。
38 ゆゑけいていよ、なんぢるべし、かれりてつみゆるしなんぢつたへられ、
39 かつなんぢが、およそモイセイの律法りっぱふりてとせらるるをざりしことは、およそしんずるものかれりてとせらるるなり。
40 しからばつつしみて、しょげんしゃひしことなんぢのぞむをまぬかれよ、
41 いはく、あなどものよ、おどろき、かつほろびよ、けだしわれなんぢおいひとつわざおこなふ、ひとこれなんぢともなんぢしんぜざらんと。
42 かれがイウデヤのしょくわいだうよりづるときはうじんかれつぎ安息日スボタこれことばかたらんことをもとめたり。
43 くわいすでさんじて、おほくのイウデヤじんおよけいけんなるしんけうしゃはパワェルとワルナワとにしたがへり、使かれかたりて、つねかみおんちょうらんことをすすめたり。
44 つぎ安息日スボタに、まちひとほとんみなかみことばかんためあつまれり。
45 しかれどもイウデヤじんは、たみて、ねたみてられ、さからひかつののしりて、パワェルのところこばめり。
46 そのときパワェルおよびワルナワぜんとしてへり、かみことばなんぢつたへらるべし、しかれどもなんぢこれてて、みづかおのれ永遠えいゑん生命いのちあたらざるものすにりて、よ、われてんじて、はうじんむかふ。
47 けだししゅくのごとわれめいぜり、いはく、われなんぢてて、はうじんひかりせり、なんぢすくひりて、はていたらんためなりと。
48 はうじんこれきてよろこび、しゅことばさんし、永遠えいゑん生命いのちさだめられしものみなしんじたり。
49 ここおいしゅことばは、あまねひろまれり。
50 しかれどもイウデヤじんけいけんなるたふとをんなおよまちそんじゃそそのかして、パワェルとワルナワとを窘逐きんちくし、これそのさかひよりいだせり。
51 にんかれたいしてそのあしちりはらひ、りてイコニヤにきたれり。
52 ときもんよろこびせいしん゜とにてられたり。

14 1 かれイコニヤにおいともにイウデヤのくわいだうり、をしへべて、イウデヤじんおよびエルリンじんたいしゅうしんぜしむるにいたれり。
2 しかれどもしんぜざるイウデヤじんはうじんこころうごかして、けいていにくましめたり。
3 かれひさしく彼処かしことどまり、しゅりてぜんとしてをしへつたへ、しゅそのおんちょうことばしょうして、かれもっきうちょうせきとをおこなへり。
4 ときまちたみわかれて、あるものはイウデヤじんくみし、あるもの使くみせり。
5 はうじんおよびイウデヤじんは、その有司つかさともに、かれはづかしめ、いしもったんとしてあつまとき
6 かれこれりて、リカヲニヤのまちリストラ デルワィヤおよその近傍きんばうのがれ、
7 彼処かしこおいふくいんつたへたり。
8 リストラにひとりあしよわものせり、はははらよりあしなへにして、いまかつあゆまざりき。
9 かれはパワェルのかたるをきしが、パワェルかれそそぎて、そのいやさるべきしんあるをて、
10 おほいなるこゑもっへり、しゅイイスス ハリストスのりて、なんぢふ、なんぢあしにてただしくて、かれたちまちをどちてあゆめり。
11 たみはパワェルのおこなひしことて、こゑげて、リカヲニヤのことばもっへり、しょしんひとかたちりて、われくだれり。
12 すなはちワルナワをしょうしてディイとし、パワェルをエルミイとせり、かれことばちゃうじたればなり。
13 そのまちまへるディイのべうさいは、うしき、はなかんむりたづさへて、もんいたり、たみともかれまつりささげんとほっせり。
14 使ワルナワおよびパワェルこれきて、おのれころもき、をどりてたみうちり、びてへり、
15 人々ひとびとよ、なんこれおこなふ、われなんぢどうじゃうひとなり、いまなんぢふくいんするは、なんぢをしてむなしきものよりけるかみてんぜしめんためなり、すなはちてんうみおよそのうちばんぶつつくりしかみ
16 ぎしには、しょみんおのおのそのみちくをゆるしたれども、
17 おのれしょうするをめずして、しょおんほどこし、われてんよりあめふらし、ほうさくときあたへ、かてたのしみとをもっわれこころたしめしかみなり。
18 これひて、やうやたみとどめ、かれまつりささげずして、おのおのそのいへかへらしめたり。かれここりてをしへつたへたり。
19 たまたまイウデヤのすうにんアンティオヒヤおよびイコニヤよりきたたり、使ぜんとしてをしへぶるときたみかれはなれんことをすすめてへり、かれところいつじつなし、みないつはりなり、すなはちたみそそのかして、いしもってパワェルをたしめ、そのすでせりとおもひて、まちそといだせり。
20 しかれどももんかれめぐりててるときかれきて、まちり、あくるワルナワとともにデルワィヤにけり。
21 使まちふくいんつたへて、おほくのもんて、またリストラ、イコニヤ、アンティオヒヤにかへりて、
22 もんたましひかため、つねしんらんことをすすめ、かつわれおほくのかんなんて、かみくにるべきことををしへたり。
23 またかれためけうくわいごとちゃうらうあんしゅし、きんしょくたうして、かれそのしんぜしところしゅたくせり。
24 すでにピシディヤをて、パムフィリヤにきたり、
25 しゅことばをペルギヤにつたへて、アタリヤにくだり、
26 彼処かしこよりうみかうして、アンティオヒヤにけり、すなはちかれが、いまへしつとめおこなはんために、かつかみおんちょうたくせられしところなり。
27 いたるにおよび、けうくわいあつめて、およかみかれつておこなひしこと若何いかにしてはうじんためしんもんひらきしことげたり。
28 のちかれもんとも彼処かしこひさしくたり。

15 1 ある人々ひとびとイウデヤよりくだりて、けいていをしへてへり、しモイセイのれいりて割礼かつれいけずば、すくはるるをず。
2 パワェルおよびワルナワがかれおほいあらそひ、かつべんろんせしときしゅうけいていはパワェル ワルナワおよかれうちすうにんが、もんために、イエルサリムにのぼりて、しょ使ちゃうらうとにはんことをさだめたり。
3 ゆゑかれけうくわいおくられて、フィニキヤおよびサマリヤをはうじんせいことべて、しゅうけいていおほいよろこばしめたり。
4 イエルサリムにいたるにおよびて、かれけうくわいしょ使ちゃうらうけられて、およかみかれつておこなひしこと若何いかにしてはうじんためしんもんひらきしことげたり。
5 ときにファリセイのしゅうしんぜしものすうにんちてへり、かれ割礼かつれいおこなひ、モイセイの律法りっぱふまもるをめいずべし。
6 しょ使およちゃうらうことはからんためあつまれり。
7 べんろんすでひさしくして、ペトルちて、かれへり、けいていよ、なんぢこれる、かみはじめよりわれうちおいわれえらべり、はうじんに、くちよりふくいんことばきて、しんぜしめんためなり。
8 かつひとこころかみは、かれしょうして、せいしん゜をあたへたり、われにもあたへしがごとし、
9 またわれかれとのあひだいつわかちてずして、しんもっかれこころきよめたり。
10 いまなんぢなんかみこころみて、せんわれあたはざりしくびきを、もんくびかんとほっする。
11 しかれどもわれは、しゅイイスス ハリストスのおんちょうりて、すくひんこと、かれごとくなるをしんず。
12 ときくわいしゅうみなもくねんたり、しかうしてワルナワおよびパワェルが、かみかれもっはうじんうちに、若何いかんなるきうちょうせきとをおこなひしことぶるをけり。
13 かれをはりしのち、イアコフこたへてへり、けいていよ、われけ、
14 シモンはすでかみはじめて、はうみんかへりみて、そのうちよりおのれほうずるたみりしことをべたり。
15 しょげんしゃことばこれかなへり、
16 しるしてへるがごとし、のちわれてんじて、くづれたるダワィドのまくおこし、そのやぶれたるところおこして、これてん、
17 人々ひとびとおよおよそはうみんくをものが、しゅたづねんためなり、しょおこなしゅこれふと。
18 かみえいせいよりその一切いっさいおこなところるなり。
19 ゆゑわれおもふ、はうじんうちよりかみするものわづらはすからず、
20 ただしょかれおくりて、ぐうざうけがされたるものいんかうと、しめころしたるものと、とをいましめ、かつおよおのれほっせざるところひとおこななからしむべし。
21 けだしモイセイのしょは、だいよりまちごとこれぶるものあり、安息日スボタごとしょくわいだうまるるなり。
22 そのときしょ使およちゃうらうは、ぜんけうくわいともに、おのれうちよりえらばれたるひとを、パワェルとワルナワとともにアンティオヒヤにつかはさんことをさだめたり、すなはちイウダ、しょうしてワルサワとものおよびシラ、ともけいていちゅうちゃうしゃなるものなり。
23 しょかれたくしてへり、使ちゃうらうけいていは、アンティオヒヤ、シリヤ、キリキヤにはうちゅうしょけいていあんふ。
24 けだしわれは、あるものが、われうちよりでてことばもっなんぢわづらはし、なんぢたましひまどはして、割礼かつれいけ、律法りっぱふまもるべきことすなはちわれかれめいぜざりしところふを、きしにりて、
25 われこころいつにしてあつまりて、えらばれたるひとを、われあいするところのワルナワおよびパワェル、
26 すなはちしゅイイスス ハリストスのためおのれいのちいたさんとねがものともに、なんぢつかはさんことをさだめたり。
27 ゆゑわれはイウダおよびシラをつかはせり、かれまたくちづからことなんぢべん。
28 けだしせいしんおよわれは、かんえうなることほかなんにんをもなんぢはしめざらんことさだめたり、
29 すなはちぐうざうささげしものと、しめころしたるものと、いんかうとをいましむることこれなり、かつおよおのれほっせざるところひとおこななかれ。なんぢこれまもらばし。ねがはくはなんぢへいあんなれ。
30 ここおいかれつかはされて、アンティオヒヤにきたり、しゅうじんあつめて、しょさづけたり。
31 しゅうじんこれみて、そのをしへよろこべり。
32 イウダおよびシラは、またげんしゃたるにりて、おほくのことばもっけいていをしへて、これかためたり。
33 しばら彼処かしこりてのちかれけいていよりへいあんにして使くをゆるされたり。
34 しかれどもシラは彼処かしことどまらんことをさだめ、イウダはひとりイエルサリムにかへれり。
35 パワェルおよびワルナワはアンティオヒヤにり、おほくのものともをしへつたへ、しゅことばふくいんせり。
36 のち、パワェルはワルナワにへり、われまたきて、かつしゅことばつたへししょいふけいてい如何いかんかへりみるべし。
37 ワルナワはイオアン、しょうしてマルコとものともたづさへんとほっせり。
38 しかれどもパワェルは、かつてパムフィリヤにおいかれはなれて、かれつかはされしつとめためかざりしものともたづさふるは、よろしからずとおもへり。
39 ここおいかれあひだに劇ろんおこりて、あひわかるるにいたれり、ワルナワはマルコをたづさへて、キプルにしうかうし、
40 パワェルはシラをえらびて、けいていよりかみおんちょうたくせられてき、
41 シリヤおよびキリネヤをて、しょけうくわいかためたり。

16 1 すでにしてかれはデルワィヤおよびリストラにいたれり。よ、彼処かしこ一人ひとりもん、ティモフェイとづくるものあり、しんじたるイウデヤのをんなとエルリンじんとのにして、
2 リストラおよびイコニヤにけいていしょうせられしものなり。
3 パワェルはかれたづさへてかんとほっし、そのところるイウデヤじんためゆゑに、かれ割礼かつれいおこなへり、けだしみなそのちちのエルリンじんたるをれり。
4 しょいふときかれはイエルサリムにしょ使およちゃうらうさだめたるていさづけて、これまもらしめたり。
5 ここおいしょけうくわいしんますますかたく、そのかずせり。
6 フリギヤとガラティヤのとをて、かれせいしん゜よりアシヤにことばつたへんこととどめられ、
7 ミシヤにきたりて、ワィフィニヤにかんとこころみたれどもかみこれゆるさざりき。
8 すなはちミシヤをぎて、トロアダにくだれり。
9 ここおいよるしゃうはパワェルにあらはれたり、ひとりのマケドニヤじんちて、かれもとめてへり、マケドニヤにわたりて、われたすけよと。
10 しゃうのちわれしゅわれして、かれふくいんせしむるをさとりて、すみやかにマケドニヤにかんとさだめたり。
11 ゆゑにトロアダよりしうかうして、ただちにサモフラキヤにいたり、つぎネアポリにき、
12 彼処かしこよりフィリッピにいたれり、ここはマケドニヤのいちぶんだいいちまちにして、しょくみんなり。われまちじつかんとどまれり。
13 安息スボタわれまちそとに、かはほとりなるつねたうするところで、してあつまれるをんなかたりしに、
14 ひとりをんなはリディヤ、フィアティラのまちものにして、むらさきぬの商人あきびとかみうやまものけり、しゅそのこころひらきて、パワェルのかたところむかはしめたり。
15 かれそのぞくともせんけしのちわれもとめてへり、なんぢわれしゅちゅうなりとせば、りていへれ、つひいてわれとどめたり。
16 あるわれたうところきしとき卜筮うらなひらるるひとりしもめわれへり、卜筮うらなひもっそのあるじおほくのしめたるものなり。
17 かれがパワェルおよわれしたがひて、びてへり、人々ひとびといたうへなるかみしょぼくにして、われすくひみちつたふるものなり。
18 ひさしくこれおこなひしに、パワェルつひこれいとひ、かへりみてへり、われイイスス ハリストスのもって、なんぢかれよりづるをめいず。たちまちでたり。
19 しもめしゅそののぞみむなしくなりたるをて、パワェルとシラとをとらへて、有司つかさまへけり。
20 すでじゃうくわんきたりてへり、人々ひとびとはイウデヤじんにして、われまちみだし、
21 われロマじんくべからずおこなふべからざるれいつたふ。
22 たみまたひとしくちて、かれめ、じゃうくわんかれころもぎ、めいじてかれつゑうたしめたり。
23 おほつゑうちてのちひとやくだし、ごくかたかれまもらんことをめいぜり。
24 ごくくのごとめいけて、かれないごくくだし、そのあしかせくはへたり。
25 はんころほひ、パワェルおよびシラたうして、かみさんえいせり、囚者めしうどこれけり。
26 俄におほいなるしんありて、ひとやもとゐうごき、しょもんみなたちまちひらけ、かくじんかせけたり。
27 ごくめて、ひとやしょもんひらけたるをて、囚者めしうどげたりとおもひ、かたなきてさつせんとほっせり。
28 しかれどもパワェルおほいなるこゑもっびてへり、みづかそこなふなかれ、けだしわれみなここり。
29 かれもとめて、をどり、をののきてパワェルおよびシラのまへふくし、
30 かれそとみちびいだしてへり、きみよ、われなにして、すくひべきか。
31 かれへり、しゅイイスス ハリストスをしんぜよ、しからばなんぢおよなんぢぜんすくひん。
32 すなはちしゅことばかれおよおよそのいへものつたへたり。
33 かれそのときかれりて、そのきずあらひ、ただちみづかそのぜんぞくせんけたり。
34 つひかれきて、おのれいへれ、しょくぜんそなへ、ぜんともかみしんぜしことよろこべり。
35 くるにおよびて、じゃうくわん吏役したやくつかはしてへり、かれ人々ひとびとゆるせ。
36 ごくことばをパワェルにげてへり、じゃうくわん使つかひして、なんぢゆるす、ゆゑいまでて、あんぜんとしてけ。
37 しかれどもパワェルはかれへり、われロマじんたるものを、つみさだめずして、おほやけむちうちて、ひとやくだせり、しかうして、いまひそかわれいだすか、からず、すなはちみづかきたりて、われいだすべし。
38 吏役したやくことばじゃうくわんげたれば、じゃうくわんそのロマじんなるをきておそれ、きたりて、
39 かれしゃし、これいだして、まちよりづるをへり。
40 かれひとやでて、リディヤのいへきたり、けいていて、これをしへてれり。

17 1 かれアムフィポリおよびアポルロニヤをて、フェサロニカにきたれり、此処ここにイウデヤじんくわいだうあり。
2 パワェルつねごとかれうちりて、たびの安息日スボタに、せいしょもとづきて、かれべんろんして、
3 ハリストスはくるしみけ、よりふくくわつすべく、またなんぢつたふるところのイイススは、すなはちハリストスなりときて、これしょうせり。
4 かれうちにんしんじて、パワェルおよびシラにしたがへり、またけいけんなるエルリンじんはなはだおほくあり、たふとをんなすくなからざりき。
5 しかれどもしんぜざるイウデヤじんねたみて、いち匪類わるものあつめて、むれし、まちみだし、イアソンのいへせまりて、かれたみまへいださんとほっしたれども、
6 かれはずして、イアソンおよけいていまちつかさきてべり、てんみだししものここにもきたれり、
7 イアソンかれけたり、かれみなケサリのめいたがひて、わうイイススありとふ。
8 すなはちこれたみおよまちつかさこころうごかせり。
9 しかれどもかれはイアソンおよそのものよりしょうりて、これゆるせり。
10 けいていただちじょうじて、パワェルおよびシラをワェリヤにかしめたり。かれ彼処かしこきたりて、イウデヤのくわいだうれり。
11 ところ人々ひとびとはフェサロニカにものよりぜんりょうにして、ねつせつことばけ、せいしょきて、はたしてくのごときかときはめたり。
12 ゆゑそのうちおほくのものしんぜりまたエルリンのたふとをんなおよをとこすくなからざりき。
13 しかれどもフェサロニカのイウデヤじんかみことばの、パワェルにりて、ワェリヤにもつたへられしをりて、彼処かしこにもきたり、たみうごかして、これみだせり。
14 そのときけいていただちにパワェルをうみかたかしめたり、シラおよびティモフェイはなほ彼処かしことどまれり。
15 パワェルをおくりしものかれたづさへてアフィニにいたり、しかうしてそのシラおよびティモフェイに、すみやかかれきたるべし、とのめいけてかへれり。
16 パワェルはアフィニにりて、かれてるときまちぐうざうちたるをて、そのこころいたみたり。
17 ゆゑくわいだうおいて、イウデヤじんおよけいけんものと、またまいにちいちおいて、ところものべんろんせり。
18 エピクリアンおよストイクがくしゃにんかれさうろんせり。あるものへり、嘐啁さへづるものなにはんとほっするか。ものへり、かれはうしんつたふるものごとし、けだしパワェルはかれにイイススおよふくくわつふくいんせり。
19 つひかれり、アレヲパグいたりてへり、なんぢかたところあたらしきをしへなになるを、われるをべきか、
20 けだしなんぢくわいことみみる、ゆゑわれそのなにごとなるかをらんとほっす。
21 けだしおよそのアフィニじんおよ彼処かしこたびひとは、つとめいとまあらずして、ただあたらしきことひ、あるひくのみ。
22 パワェルアレオパグうちちてへり、アフィニじんよ、われるに、おほむねなんぢはなはだけいけんなるにたり。
23 けだしわれきて、なんぢれいはいするところめぐときひとつだんにもへり、しるして、らざるかみけんずとふ。なんぢらずしてうやまものは、われこれなんぢつたふ。
24 かいおよそのうちばんいうつくりしかみは、てんしゅにして、にてつくられたる殿でんらず、
25 またもとむるところあるものごとくに、ひとにてほうえうせず、みづか生命せいめいきうばんぶつとももっしゅうあたふ。
26 かれひとつよりことごとくのじんるゐつくりて、これぜんめんらしめ、そのときその住居すまひさかひとをさだめたり、
27 かれかみたづねんためなり、あるひかれさぐり、かれん。しかれどもかれわれかくじんとほからざるなり、
28 けだしわれかれりてき、かつうごき、かつそんす、なんぢじんへるあるがごとし、いはく、われそのぞくなりと。
29 すでわれかみぞくたらば、しんたいもっきんもしくはぎんもしくはいしひとたくみ機巧かんがへとにりてきざみたるものたりとおもからず。
30 ゆゑかみ蒙昧もうまいときはずして、いまことごとくのひとに、何処どこおいても、くわいかいするをめいず。
3 1 けだしかれすでさだめ、そのてしところひともって、りてぜん審判しんぱんせん。しゅうこれしんずべきしょうあたへて、かれよりふくくわつせしめたり。
32 しゃふくくわつこときて、あるものあざけり、ものへり、ことまたなんぢかん。
33 ここおいてパワェルかれうちよりでたり。
34 しかれどもあるものかれきてしんぜり、そのうちにディオニシイアレヲパギトおよびダマリとづくるをんなあり、またものかれともにせり。

18 1 のちパワェル アフィニをはなれて、コリンフにきたれり。
2 ポントにうまれしひとりのイウデヤじんをアキラ、(クラウディイことごとくのイウデヤじんにロマをはなるるをめいぜしにりて、)ちかごろイタリヤよりきたりしものおよそのつまプリスキラにひて、かれき、
3 そのげふおなじきをもって、かれともりて、わざせり、けだしかれまくつくるをげふとせしものなり。
4 安息日スボタごとに、かれくわいだうおいべんろんし、イウデヤじんとエルリンじんとをすすめたり。
5 シラおよびティモフェイがマケドニヤよりきたりしとき、パワェルこころはなはだせつぱくせっぱくして、イウデヤじんにイイススのハリストスたるをしょうせり。
6 しかれどもかれてきし、かつそしりたれば、パワェルころもはらひて、かれへり、なんぢなんぢかうべせん、われとがなし、いまよりはうみんく。
7 すなはち彼処かしこりて、かみうやま一人ひとり、イウストとづくるものいへきたれり、そのいへくわいだうとなれり。
8 くわいだうつかさクリスプ、そのぜんともに、しゅしんじたり、またコリンフじんうちおほくのものきてしんおよせんけたり、
9 しゅかんしゃううちにパワェルにへり、おそるるなかれ、かたりてもだなかれ、
10 けだしわれなんぢともにし、ひとなんぢがいさざらん、われまちおほくのたみあればなり。
11 かれ彼処かしこることいちねん六月ろくかげつにして、かれかみことばをしへたり。
12 ガルリヲンがアハイヤのはうはくたるとき、イウデヤじんこころあはせて、パワェルをめ、かれきて、審判しんぱんまへきたりて
13 へり、かれ人々ひとびと律法りっぱふたがひてかみうやまふことをすすむ。
14 パワェルがくちひらかんとするとき、ガルリヲンはイウデヤじんへり、イウデヤじんよ、あるひかんあくことならば、われなんぢあり。
15 しかれども言語ことばおよ名字およなんぢ律法りっぱふくわんするろんならば、なんぢみづかこれをさめよ、われことしんくわんたるをほっせず。
16 すなはちかれ審判しんぱんまへよりへり。
17 しゅうエルリンじんくわいだうつかさソスフェンをとらへて、これ審判しんぱんまへてり、ガルリヲンはさらことさざりき。
18 パワェルなほることひさしくして、けいていわかれげて、シリヤにわたれり、プリスキラおよびアキラもかれともにせり、ケンフレイにりてかれかみれり、せいぐわんありしゆゑなり。
19 エフェスにいたりて、にん彼処かしことどめ、みづかくわいだうりて、イウデヤじんべんろんせり。
20 かれこれひさしくともらんことをひたれども、うけがはずして、
21 かれわかれげてへり、われちかづける節筵まつりかならずイエルサリムにまもるべし、かみほっせば、またなんぢかへらん、すなはちふねりてエフェスをれり。(アキラおよびプリスキラはエフェスにとどまれり。)
22 ケサリヤにきて、かれイエルサリムにのぼり、けうくわいあんひてのち、アンティオヒヤにくだれり。
23 しばら此処こことどまりてのちでて、つぎひて、ガラティヤおよびフリギヤのて、しゅうもんかためたり。
24 アレキサンドリヤにうまれしイウデヤじん、アポルロスとづくるひとべんさいあり、かつせいしょたっしたるものは、エフェスにきたれり。
25 ひとしゅみち端緒はじめき、こころねつしてしゅことつまびらかかつをしへたり、しかれどもただイオアンの洗礼せんれいれるのみ。
26 かれくわいだうおいぜんとしてかたれり。アキラおよびプリスキラはきてのちかれきて、なほつまびらかかれしゅみちあきらかせり。
27 かれがアハイヤにかんとほっせしときけいていもんしょおくりて、かれけんことをすすめたり。かれ彼処かしこきたりて、おんちょうりてしんぜしものおほたすけたり。
28 けだしこうしゅうまへつよくイウデヤじんろんし、せいしょりてイイスス ハリストスたるをべんめいせり。

19 1 アポルロスのコリンフにとき、パワェルじゃうて、エフェスにきたり、あるひもんひて、
2 これへり、なんぢしんぜしのちせいしん゜をけしか。かれへり、われせいしん゜のることだにかざりき。
3 かれへり、しからばなんぢなにりてせんけしか。かれへり、イオアンの洗礼せんれいりてなり。
4 パワェルへり、イオアンはくわいかいせんさづけて、人々ひとびとかれのちれてきたものすなはちハリストス イイススをしんずべきことをへり。
5 かれこれきて、しゅイイススのりてせんけたり。
6 パワェルがかれするにおよびて、せいしんかれくだり、かれはうことばひ、かつげんせり。
7 そのかずおよそじふにんなりき。
8 パワェルくわいだうりて、ぜんとしてひ、さんげつかんかみくにことろんじ、かつすすめたり。
9 しかれどもある人々ひとびと剛愎かたくなにしてしんぜず、しゅみちたみまへそしりしにりて、かれこれはなれ、もんけて、ティランとものがくかうべんろんせり。
10 くのごときことねんにして、アシヤにもの、イウデヤじんエルリンじんろんなく、みなしゅイイススのことばくにいたれり。
11 かみはパワェルのもって、のうおこなひ、
12 そのよりしゅきんあるひ襜衣まへだれりて、びょうしゃくはふれば、やまひ退しりぞき、あくづるにいたれり。
13 イウデヤじんうちめぐりて誓戒まじなひあるものも、あくらるるものたいして、しゅイイススのもちゐることれり、いはく、パワェルがつたふるところのイイススをもっなんぢちかはしむと。
14 あるイウデヤのさいちゃうスケワとものしちにんこれおこなへり。
15 しかれどもあくこたへてへり、われイイススをり、またパワェルをれり、ただなんぢたれぞ。
16 すなはちあくらるるひとをどめて、これち、これあっし、かれはだかにして、きずつけられて、そのいへよりぐるにいたれり。
17 ことエフェスにすべてのイウデヤじんおよびエルリンじんられたれば、かれみなおそいだき、しゅイイススのあがめられたり。
18 しんぜしものおほきたりて、そのつみみとめ、おこなひしことうったへたり。
19 じゃじゅつおこなひしおほくのものは、そのしょあつめて、しゅうじんまへけり、そのあたひあはせて、ぎんまんなるをれり。
20 しゅことばさかんちゃうじて、ちからたることくのごとし。
21 これことすでりて、パワェルはマケドニヤおよびアハイヤをて、イエルサリムにかんことをこころさだめてへり、われ彼処かしこきてのち、ロマをもるべし。
22 すなはちかれつかふるものうちティモフェイおよびエラストのにんをマケドニヤにつかはして、みづかしばらくアシヤにとどまれり。
23 そのときしゅみちたいしてさうどうおほいおこれり。
24 けだしひとり銀工ぎんざいくにんはディミトリイ アルテミダのぎんづしつくりて、工人さいくにんすくなからざるげふしめしものは、
25 かれおよどうげふしょくこうあつめてへり、ともよ、われげふりてるは、なんぢところなり、
26 またのパワェルが、ひとにてつくれるものかみあらずとひて、ただエフェスのみならず、ほとんぜんアシヤにおいて、おほくのたみすすめて、まどはししことは、なんぢところところなり。
27 ただわれげふかろんぜられんあやうきあるのみならず、すなはちおほいなるにょしんアルテミダの殿でんあなどにせられ、アシヤおよぜんたふとものげんほろぼされん。
28 かれこれきて、はげしくいかりて、びてへり、おほいなるかなエフェスじんのアルテミダよ。
29 まちこぞりておほいさわぎ、パワェルのどうかうしゃ、マケドニヤのひとガイおよびアリスタルフをとらへて、こころあはせてげきぢゃうれり。
30 パワェルたみうちらんとほっせしに、もんこれゆるさざりき。
31 またアシヤのじゃうくわんうちかれしたしきものありて、ひとかれつかはして、みづかげきぢゃうとうぜざらんことをすすめたり。
32 ときあるひとことさけび、あるひとかれことさけべり、けだしくわいしゅうみだれて、たいはんなんためあつまれるかをらざりき。
33 イウデヤじんすすりて、たみうちよりアレキサンドルはいだされたり。アレキサンドルうごかして、たみはんとほっせしが、
34 そのイウデヤじんたるをりて、みなこゑおなじくして、およそかんびてへり、おほいなるかなエフェスじんのアルテミダよ。
35 まちしょくわんたみしづめてへり、エフェスの人々ひとびとよ、なんぴとかエフェスのまちおほいなるにょしんアルテミダおよびディヲペトのほうしゃたるをらざらん。
36 ことすでばくあたはざれば、なんぢしづかになりて、けいそつことおこなからず。
37 なんぢ人々ひとびときたれり、しかれどもかれいまかつ殿でんものぬすまず、なんぢにょしんそしらず。
38 しディミトリイおよかれともにする工人さいくにんひとうったふることあらば、裁判さいばんしょあり、はうはくあり、たがひうったし。
39 こときてもとむるところあらば、はふかなくわいおいこれていせられん。
40 けだしわれこんにちおこなはれしこときて、さうらんためつみせらるるおそれあり、みだれたるあつまりいいひらくべきことばいつもなければなり。をはりて、くわいさんじたり。

20 1 らんしづまりしのち、パワェルもんして、これけうくんし、これわかれでてマケドニヤにけり。
2 そのしょて、おほくのことばもっしんじゃけうくんして、エルラダにきたれり。
3 ることさんげつにして、シリヤにわたらんとほっせしとき、イウデヤじんかれがいせんとはかりたれば、マケドニヤをぎてかへらんことをさだめたり。
4 かれおくりてアシヤにいたりしものは、ピルのワェリヤのひとソシパトル、フェサロニカのひとアリスタルフおよびセクンド、デルワィヤのひとガイ、およびティモフェイ、アシヤのひとティヒクおよびトロフィムなり。
5 しゅうきて、われをトロアダにてり。
6 われぢょ酵節かうせつのちに、フィリッピよりしうかうし、五日いつかにしてかれはトロアダにいたり、七日しちじつかんそのところとどまれり。
7 七日なぬかはじめもんぱんためあつまりしとき、パワェルつぎかんとほっして、かれ講談かうだんし、ことばつづけてはんいたれり。
8 われあつまれるたかどのおほくのともしびありき。
9 パワェルのなが講談かうだんするときひとりせうねんはエウティフ、まどうへして、じゅくすゐし、ねむりりて、かたぶきて、三層楼さんがいよりしたちたり、これたすくれば、すでせり。
10 パワェルくだりて、そのうへふくし、かれいだきてへり、あわつるなかれ、けだしそのたましひなほそのうちそんせり。
11 またのぼりて、ぱんきてくらひ、かたることひさしくして、くるにいたり、つひけり。
12 かれせうねんたづさへ、そのくるをて、はなはだなぐさめたり。
13 われふねり、さきだちてアッソンにけり、彼処かしこおいてパワェルをけんためなり、けだしかれみづかかうせんとほっして、われめいじたり。
14 かれアッソンにおいわれひたれば、われかれけて、ミティリナにきたれり。
15 彼処かしこよりふねいだして、つぎヒヲスの対面むかひいたり、またつぎサモスにき、トロギリヤにとまりて、明日あくるひミリトにいたれり。
16 けだしパワェルはしうかうして、エフェスをぎんとさだめたり、アシヤにひさしくとどまらざらんためなり、かれくすべくば、じゅんせつにイエルサリムにらんとほっしたればなり。
17 かれはミリトよりエフェスにひとつかはして、けうくわいちゃうらうしたり。
18 かれきたりしときこれへり、なんぢがアシヤにきたりしはじめより、つねなんぢともにせしこと如何いかんれり、
19 われ謙遜へりくだりつくし、おほくのなみだながして、イウデヤじんあくばうりてわれおよびしかんなんうちに、しゅつかへ、
20 およえきあるところいつさずして、なんぢべ、しゅうじんまへにもいへいへにもをしへて、
21 イウデヤじんおよびエルリンじんに、かみまへくわいかいして、しゅイイスス ハリストスをしんずべきをすすめたり。
22 いまよ、われかみしばられて、イエルサリムにく、かれおい若何いかなることはんをらず。
23 ただせいしんまちごとしょうして、るゐせつくわんなんとはわれつとふ。
24 しかれどもわれこれさず、また生命いのちたっとしとせず、ただねがはくはよろこびて、みちおよしゅイイススよりけしつとめすなはちかみおんちょうふくいんしょうすることをつくさん。
25 いまよ、われる、なんぢもとめぐりてかみくにつたへしところものは、みなまたおもてざらん。
26 ゆゑわれこんにちなんぢしょうす、われしゅうあづかるなし、
27 けだしわれかみむねもらさずして、ことごとなんぢつたへたり。
28 ゆゑなんぢみづかつつしみ、またぜんぐんつつしめ、すなはちせいしんなんぢそのうちてて、かんとくし、しゅかみおのれもったるけうくわいぼくせしむ。
29 けだしわれる、りしのちざんにんなるおほかみぐんをしまざるものは、なんぢうちらん、
30 なんぢうちより人々ひとびとおこりて、もんいざなひ、おのれしたがはしめんために、もとことかたらん。
31 ゆゑけいせいして、さんねんかんちうえず、なみだもっなんぢかくじんをしへしをおもへ。
32 けいていよ、いまわれなんぢかみおよそのおんちょうことばなんぢて、なんぢおよそせいせられしものうちげふあたふるをくするものたくす。
33 ひときんぎんふくは、われいまこれむさぼりらざりき。
34 なんぢみづかる、われおよわれともりしものもとめきょうせしを。
35 およそことおいわれなんぢらうして、柔弱よわきものたすけ、かつしゅイイススのことばおもきをしめせり、けだしかれみづかへり、あたふるはくるよりもさらさいはひなりと。
36 をはりて、かれひざかがめて、しゅうともいのれり。
37 かれみなおほいき、パワェルのくびして、かれ接吻せっぷんし、
38 そのまたおもてざらんとひしことばりて、ことうれひたり。つひかれふねおくれり。

21 1 われかれわかれて、しうかうして、こみちにコスにいたり、つぎロドスにいたり、かれよりパタラにき、
2 フィニキヤにわたるべきふねひて、これのぼりてけり。
3 キプルをのぞて、これひだりのこし、シリヤにわたり、ティルにけり、けだしふねかしこおいおろすべかりしなり。
4 われもんひて、ここりしこと七日なぬかかれかみりて、パワェルにイエルサリムにのぼなからんことをへり。
5 七日なぬかえて、われでてき、かれそのさいともわれおくりて、まちそといたり、きしりてわれみなひざかがめていのれり。
6 たがひわかれげてのちわれふねのぼり、かれいへかへれり。
7 われティルよりプトレマイダにわたりて、しうかうをはへたり、彼処かしこけいていあんひて、いちじつともりき。
8 つぎパワェルおよわれかれともにせしものでて、ケサリヤにきたり、ふくいんしゃフィリップ、すなはちしちにん役事ディアコンひとりいへりて、ともとどまれり。
9 かれにんむすめあり、しょぢょにして、げんするものなり。
10 われおほくの彼処かしことき、イウデヤよりひとりげんしゃ、アガフとづくるものくだり、
11 われきたりて、パワェルのおびり、おのれあししばりてへり、せいしんふ、イウデヤじんはイエルサリムにおいおびしゅくのごとしばりて、はうじんわたさんと。
12 これきて、われものかしこにイエルサリムにのぼらざらんことをすすめたり。
13 しかれどもパワェルこたへてへり、なんぢ胡為なんすれぞきて、こころくだく、けだしわれしゅイイススのためには、ただしばらるるのみならず、イエルサリムにするも、またあまんずるところなり。
14 かれわれすすめけざるをて、みてへり、しゅむねるべし。
15 のちわれたびよそほひして、イエルサリムにのぼれり。
16 ケサリヤのもんにんまたわれともきて、われひとりふるもん、キプルのひとムナソンのもとおくれり、われそのいへやどらしめんためなり。
17 われがイエルサリムにいたりしときけいていよろこびてわれけたり。
18 つぎ、パワェルわれともにイアコフにいたり、ちゃうらうみなきたれり。
19 パワェルかれあんひて、いちいちかみかれつとめもって、はうみんうちおこなひしことべたり。
20 かれこれきて、かみさんえいし、またかれへり、けいていよ、なんぢしんぜしイウデヤじんいくまんなるをる、みな律法りっぱふねっしんなるものなり。
21 しかうしてかれなんぢこときて、なんぢはううちことごとくのイウデヤじんに、モイセイにそむくををしへて、その割礼かつれいおこなからず、せんれいしたがからざることをふとけり。
22 しからば若何いかんせん、けだしたみなんぢきたりしをきて、かならずあつまらん。
23 われなんぢところせ、われせいぐわんものにんあり、
24 なんぢかれたづさへて、これともきよまれ、かはりてそのつひえあがなひ、かれるをしめよ、しからばみななんぢわたきてきしことむなしくして、なんぢみづからなほ律法りっぱふまもれるをらん。
25 しんぜしはうじんいたりては、われすでしょおくりて、かれくのごとことまもらず、ただぐうざうささげしものと、と、勒死しめころしたるものと、いんかうとをいましきをさだめたり。
26 ここおいてパワェルかれ人々ひとびとたづさへ、つぎかれともきよまりて、殿でんり、きよめ尽期をはりすなはちかれかくじんためささげものけんずべきときげたり。
27 七日なぬかをはらんとするとき、アシヤよりきたりしイウデヤじんかれ殿でんるをて、しゅうみんさわがし、かれきて
28 べり、イズライリじんよ、たすけよ、ひとはうしゅうじんに、たみ律法りっぱふところとにてきするををしふ、かつエルリンじんきて殿でんれ、せいなるところけがせり。
29 けだしかれまへにエフェスじんトロフィムがかれともまちるをて、パワェルかれ殿でんれたりとおもへり。
30 ここおいまちこぞりてさわたみあつまり、パワェルをとらへて、殿でんそといだせり、そのもんただちざされたり。
31 かれこれころさんとはかれるとき、イエルサリムにこぞりてみだれたりとのしらせたいせんちゃういたりたれば、
32 かれただち兵卒へいそつひゃくちゃうとをひきゐ、せてかれき、かれせんちゃう兵卒へいそつとをて、パワェルをつことをとどめたり。
33 せんちゃうちかづきて、パワェルをり、ふたつ鉄索くさりもっつながんことをめいじ、そのたれたる、またなにごとししかをへり。
34 たみうちあるひとことさけび、あるひとことさけべり。せんちゃう騒擾さわぎりて、じつじゃうあたはずして、かれきてへいえいれんことをめいぜり。
35 パワェルきざはしりしときたみるにりて、兵卒へいそつかれふにいたれり。
36 けだしおほくのたみしたがひて、かれころせとべり。
37 へいえいらんとするとき、パワェルせんちゃうへり、われなんぢところあり、これふをべきか。かれへり、なんぢグレチャのことばれるか、
38 しからばなんぢかれのエギペトじんこれよりさきらんし、せんにんぞくひきゐて、でしものあらずや。
39 パワェルへり、われはイウデヤじん、タルスのうまれ、キリキヤの 名邑いちじるしきまちぢゅうみんなり、ふ、われたみむかひてふをゆるせ。
40 かれゆるしたれば、パワェルきざはしちて、たみむかひてうごかし、おほいせいもくするにおよびて、エウレイのことばもっかたりてへり。

22 1 けいていおよしょよ、ふ、いまなんぢみづかうったふるところけ。
2 かれそのエウレイのことばもっかたるをきて、いよいよしづまれり。パワェルへり、
3 われはイウデヤじんにして、キリキヤのタルスにうまれ、まちのガマリイルのそくやしなはれ、こまかせん律法りっぽふをしへられ、かみためねっしんなること、こんにちなんぢしゅうごとしかり。
4 われかついたるまで、みち窘逐きんちくして、男女なんにょろんなく、しばりてひとやわたせり、
5 さいちゃうおよしゅうちゃうらうためしょうすがごとし、けだしわれかれよりけいていおくしょけて、ダマスクにけり、彼処かしこものしばりて、イエルサリムにきたりて、けいけしめんためなり。
6 われきて、ダマスクにちかづけるときおよそにっちゅうたちまちてんよりおほいなるひかりありて、われめぐせり。
7 われたふれて、われこゑけり、いはく、サウル、サウル、なんわれ窘逐きんちくする。
8 われこたへてへり、しゅよ、なんぢたれたる。かれわれへり、われなんぢ窘逐きんちくするイイスス ナゾレイなり。
9 われともりしものは、ひかりおそれたり、しかれどもわれかたこゑかざりき。
10 われへり、しゅよ、われなにすべきか。しゅわれへり、ちてダマスクにけ、かれおいて、およなんぢおこなはんためさだめられしことを、なんぢげられん。
11 そのひかりかがやきりて、われるをざりしゆゑに、われともりしものかれて、ダマスクにいたれり。
12 アナニヤとづくるもの律法りっぱふしたがひてけいけんなるひとにして、およそダマスクにるイウデヤじんしゃうせらるるものは、
13 われきたり、かたはらちて、われへり、けいていサウルよ、るをよ、われそくかれあふたり。
14 かれわれへり、せんかみは、なんぢそのむねり、しゃそのくちよりこゑかんために、あらかじなんぢえらべり。
15 けだしなんぢところきしところを、かれために、しゅうじんまへしょうするものらん。
16 いまなんゆるうする、ちて、しゅイイススのびて、せんけ、なんぢつみあらへ。
17 われイエルサリムにかへりて、殿でんいのときしんしゃうぐわいあそびて、
18 われしゅわれふをたり、いはく、いそぎて、すみやかにイエルサリムよりでよ、けだしここにはなんぢわれためにするしょうれざらん。
19 われへり、しゅよ、かれる、われかつなんぢしんずるものひとやれ、かつしょくわいだうち、
20 またなんぢしょうしゃステファンのながされしときわれ彼処かしこちて、これころすをよしとし、これころものころもまもりしを。
21 しゅわれへり、け、われなんぢとほはうみんつかはさん。
22 かれきて、ことばいたれり、ここおいこゑげてへり、くのごとものよりれ、かれからざればなり。
23 かれさけび、ころもなげうち、ちりくうちゅうぐるとき
24 せんちゃうはパワェルをきて、へいえいるるをめいじ、むちうちてこれただすべしとへり、なにゆゑかれむかひて、さけべるをらんためなり。
25 かはひももってパワェルをつなぎしときかれかたはらてるひゃくちゃうへり、ロマのひとかつそのつみさだめずして、むちうつはなるか。
26 ひゃくちゃうこれきて、きて、せんちゃうげてへり、なんぢさんとするところつつしめ、けだしひとはロマじんなり。
27 せんちゃうきて、かれへり、われげよ、なんぢはロマじんなるか。かれへり、しかり。
28 せんちゃうこたへてへり、われおほくのきんもっみんせきたり。パワェルへり、われうまれながらにしてしかり。
29 ここおいかれたださんとするものただち退しりぞけり。せんちゃうそのロマじんたるをりて、かれしばりしことをおそれたり。
30 あくる、イウデヤじんかれうったふるゆゑたしからんとほっして、そのなはめき、さいしょちゃうぜんこうくわいとにあつまらんことをめいじ、パワェルをたづさでて、かれまへたしめたり。

23 1 パワェルこうくわいそそぎてへり、けいていよ、われりょうしんつくし、かみまへいのちはかりて、こんにちいたれり。
2 さいちゃうアナニヤはかたはらてるものめいじて、そのくちたしめたり。
3 そのときパワェルかれへり、粉堊しろぬりかべよ、かみなんぢたん、なんぢはふりてわれさばかんためするに、はふたがひてわれつをめいず。
4 かたはらてるものへり、なんぢかみさいちゃうののししるか。
5 パワェルへり、けいていよ、われそのさいちゃうたるをらざりき、けだししるせるあり、なんぢたみ有司つかさそしなかれと。
6 パワェルそのなかばはサッドゥケイなかばはファリセイなるをりて、くわいちゅうびてへり、けいていよ、われはファリセイにして、ファリセイのなり、しゃふくくわつのぞむにりて、われいまさばきく。
7 かれこれひしのち、サッドゥケイとファリセイとのあひだあらそひおこりて、くわいしゅうあひわかれたり。
8 けだしサッドゥケイふくくわつなく、てん使しん゜もなしとひ、ファリセイみなこれりとみとむ。
9 つひおほいなるさけびおこれり、ファリセイのたうがくちて、あらそひてへり、われひといつあくあるをず。しんあるひてん使かれひしことあらば、われかみてきからざるなり。
10 あらそひますますはげしきにりて、せんちゃうはパワェルがかれかれんことをおそれて、兵卒へいそつめいじて、くだりてかれそのうちよりうばひ、へいえいらしめたり。
11 つぎしゅかれあらはれてへり、パワェルよ、いさめ、けだしなんぢわれことをイエルサリムにしょうせしごとく、くのごとくロマにしょうすべし。
12 旦におよびて、あるイウデヤじんたうむすび、ともちかひて、パワェルをころすにいたるまでくらはずまずとへり。
13 ちかひししものじふにんなり。
14 かれさいしょちゃうおよちゃうらうきてへり、われはパワェルをころすにいたるまでなにをもくらはずとちかひはっせり。
15 ゆゑなんぢいまこうくわいともことなほつまびらかたださんとほっするさまして、せんちゃうげて、あくるかれなんぢまへくだらしめよ、われそのいまちかづかざるさきに、かれころそなへせり。
16 パワェルのまい陰謀いんぼうきて、きたり、へいえいりて、パワェルにげたり。
17 パワェルひとりひゃくちゃうびてへり、せうしゃせんちゃうたづさけ、ものかれぐべきことあればなり。
18 かれこれたづさへて、せんちゃういたりてへり、めしうどパワェルわれびて、せうしゃなんぢたづさかんことをへり、かれなんぢふべきことあり。
19 せんちゃうそのきて、ひそかなるところ退しりぞきてへり、なんぢわれなんぐるところあるか。
20 かれへり、イウデヤじんなほつまびらかにパワェルのことはんとほっするさまして、なんぢあくるかれこうくわいまへくださんことをはんとあひやくせり。
21 なんぢかれしたがなかれ、けだしそのうちじふにんは、ひそかかれはかりて、かれころすにいたるまでくらはずまずとちかへり、いまかれそなへして、なんぢゆるしつ。
22 せんちゃうせうしゃいましめて、なんぢことわれげたりと、なんぴとにもかたなかれとひて、これらしめたり。
23 すなはちひゃくちゃう二人ふたりしてへり、兵卒へいそつひゃくにんへいしちじふにんほこものひゃくにんそなへよ、こんだいさんよりケサリヤにかんためなり。
24 またけものそなへよ、パワェルをせて、はうはくフェリクスにおくらんためなり。
25 かつしょいたせり、ごとし、
26 クラウディイ リシヤはそんけんなるはうはくフェリクスのあんふ。
27 ひとイウデヤじんとらはれ、まさころされんとせしを、われそのロマじんたるをりて、兵卒へいそつひきゐ、きてこれすくひたり。
28 かれこれうったふるゆゑらんとほっして、これきて、そのこうくわいいたりしに、
29 かれうったへらるるは、ただかれ律法りっぱふろんきうるのみにして、いつあるひ縲絏なはめあたつみあるをざりき。
30 しかれどもイウデヤじんひとがいせんとはかることの、われしめされしにりてわれただちかれなんぢおくり、うったふるものにもなんぢまへかれうったへんことをめいじたり。ねがはくはへいあんなれ。
31 ここおい兵卒へいそつめいしたがひ、パワェルをりて、よるアンティパトリダにいたれり。
32 あくるへいをしてこれおくらしめ、そのへいえいかへれり。
33 へいはケサリヤにきたり、しょはうはくていして、パワェルをそのまへてたり。
34 はうはくしょをはりて、かれなにけんぞくするかをひ、そのキリキヤのひとたるをりて
35 へり、なんぢうったふるものきたらんときわれなんぢかん。すなはちめいじて、かれをイロドのこうかいまもらしめたり。

24 1 五日いつかのちさいちゃうアナニヤはちゃうらうおよひとりべんテルトゥルとともくだりて、パワェルをはうはくうったへたり。
2 パワェルがされしとき、テルトゥルうったへてへり、
3 そんけんなるフェリクスよ、われなんぢりてたいへいかつたみなんぢけんりょりてをさめらるることは、われときしたがひ、かんしゃへずして、これみとむ。
4 しかれどもわれおほなんぢわづらはさずして、なんぢくわんいうもっわれへんげんかんをもとむ。
5 われひとて、やくびゃうごとものてんことごとくのイウデヤじんうちらんもの、ナザレトのたんかしらたるもの
6 殿でんけがすことをもこころみしものして、かれとらへ、律法りっぱふりてさばかんとほっせり。
7 しかれどもせんちゃうリシヤきたりて、はなはだしくひて、かれわれよりうばひて、なんぢつかはし、
8 われかれうったふるものにもなんぢくをめいぜり。なんぢみづかかれたださば、われかれうったふるしょたんるをん。
9 イウデヤじんこれたしかめて、これことまことしかりとへり。
10 はうはくかうべもっしめしして、パワェルにはしめたれば、かれこたへてへり、われなんぢねんたみこう審判しんぱんしゃたるをれるがゆゑに、さらよろこびてじゃうべんぜん。
11 なんぢるをべし、われれいはいためにイエルサリムにのぼりしより、じふにちえず、
12 しかうしてかれ殿でんおいても、くわいだうおいても、まちおいても、ひとさうろんし、あるひたみみだすをざりき。
13 またいまわれうったふることかくしょうするをず。
14 われただことなんぢまへみとむ、すなはちわれかれたんづくるみちしたがひて、せんかみつかへ、およ律法りっぱふしょげんしゃとにしるされしことしんじ、
15 かみりて、およなるしゃふくくわつのあらんことをのぞむ、かれまたのぞところごとし。
16 ゆゑわれみづからもはげみて、つねかみまへおよひとまへめなきりょうしんはうたんことをつとむ。
17 おほねんのちわれ施済ほどこしたみし、また礼物ささげものけんぜんためきたれり。
18 これおこなさいわれすできよまりて、たみともらず、騒擾さわぎうちらざるものを、殿でんたるひとあり。
19 すなはちアシヤよりきたりしイウデヤじんなり、かれわれたいしてふべきことあらば、いまなんぢまへりて、われうったふべかりしなり。
20 そもそもここものは、こうくわいまへてるときわれなんあるをしか、これふべし。
21 あるひいちごんか、すなはちわれかれうちちて、びて、われしゃふくくわつをしへためこんにちなんぢよりさばきくと、ひしことなり。
22 フェリクスをはりて、さらつまびらかみちりて、かれことばしてへり、せんちゃうリシヤのきたらんときわれなんぢうったへをさだめん。
23 ここおいひゃくちゃうめいじて、パワェルをまもらしめ、しかうしてこれゆるやかにし、そのきんしんなんぴとにもかれつかへ、あるひかれきたるをきんぜざらしめたり。
24 すうじつのち、フェリクスはそのつまイウデヤのむすめドルジラとともきたり、パワェルをして、そのハリストス イイススをしんずるみちこうずるをけり。
25 かれこうせっせいしゃうらい審判しんぱんとをこうずるに、フェリクスやうやおそれて、こたへてへり、いま退しりぞけ、われいとまば、なんぢさん。
26 かつかれはパワェルがゆるしためかれきんあたへんことをのぞめり、ゆゑしばしばこれしてともかたれり。
27 しかれどもねんえて、ポルチイ フェストはフェリクスにかはりて、そのつとめけたり。フェリクスよろこびをイウデヤじんんとほっして、パワェルをのこして、なほそのつなぎかざりき。

25 1 フェストはにんのぞみて三日みっかのち、ケサリヤよりイエルサリムにのぼれり。
2 ときさいちゃうとイウデヤのそんじゃとはパワェルをかれうったへ、かつかれすすめて、
3 おんたまひて、これをイエルサリムにいださんことをもとめたり、ひそかこれみちころさんとはかれるなり。
4 しかれどもフェストこたへてへり、パワェルはまもられてケサリヤにり、われすみやか彼処かしこおもむかん。
5 ゆゑなんぢうちいうのうなるものわれともくだりて、ひとなんかあらば、これうったふべし。
6 かれうちること十日とをかぎずして、ケサリヤにくだり、あくる審判しんぱんし、めいじて、パワェルをいたらしめたり。
7 すでいたれば、イエルサリムよりくだりしイウデヤじんめぐちて、おほくのおもつみをパワェルにはしめたれども、そのしょうこぞぐるあたはざりき。
8 かれべんじてへり、われはイウデヤの律法りっぱふあるひ殿でん